# 看護・介護

【定年後の歩き方】「夫婦をうまく続けるために、別居して…」定年後の絶望から抜け出せない夫を救った妻の提案~その2~
2024.07.15

【定年後の歩き方】「夫婦をうまく続けるために、別居して…」定年後の絶望から抜け出せない夫を救った妻の提案~その2~

厚生労働省が行う日本の基幹統計調査が「国民生活基礎調査」だ。最新版(2022年)の結果を見ると、同居家族の介護をしているのが、「配偶者」(22.9%)が最も多く、次に「子」(16.2%)だった。義夫さん(68歳)は定年退職後、「この3年間、認知症防止のために、スキマ仕事を3つかけ

訪問介護、報酬減で職員退職 生活援助の利用にも影響
2024.07.15

訪問介護、報酬減で職員退職 生活援助の利用にも影響

 4月の介護報酬改定で訪問介護の基本報酬が約2%減額された。報酬は2カ月後に事業所に支払われるため、実際に事業運営に影響が出たのは6月から。千葉県内で二つの訪問介護事業所を運営する社会福祉法人千葉勤労者福祉会(永井出理事長)に現況を聞いた。 「生活を守るために辞めると言われたら止

ラブラブ高齢カップルに、突如流れた不穏な空気<実録マンガの舞台裏>
2024.07.15

ラブラブ高齢カップルに、突如流れた不穏な空気<実録マンガの舞台裏>

介護職13年の現役ケアマネジャーへもが、周囲で起こるドタバタな日常をマンガにした『へもでもできるもん』。新章解禁! 軽い認知症のある鳥野巣太郎さん(83歳)と妻の玉子さん(82歳)は、娘や孫とともに幸せに暮らす4人家族。しかしある悲劇が襲ったことにより状況は一変してしまい……。この時の様子を、

トランプ氏暗殺未遂 容疑者は父親のライフル使用 介護施設勤務 政治的な話はない
2024.07.15

トランプ氏暗殺未遂 容疑者は父親のライフル使用 介護施設勤務 政治的な話はない

 トランプ前大統領暗殺未遂事件で射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)が介護施設で働いていたことが14日(日本時間15日)、分かった。米メディアによると、容疑者は事件現場から車で1時間ほどのペンシルベニア州ピッツバーグ郊外のベセルパークに住んでいた。22年に高校を卒業。現在は地域の介護施

右半身だけでほふく前進して玄関へ…ツートン青木さん脳梗塞を語る
2024.07.15

右半身だけでほふく前進して玄関へ…ツートン青木さん脳梗塞を語る

【独白 愉快な“病人”たち】 ツートン青木さん(ものまね芸人/65歳)  =脳梗塞  ◇  ◇  ◇ 今も左半身にしびれが残って、月水金はリハビリ、火木土はマッサージの担当の方に来てもらっています。歩けるようにはなったけれど、たまに東京に

認知症の人は暑さを感じにくい…熱中症対策で注意すべきポイントは?【介護の不安は解消できる】
2024.07.15

認知症の人は暑さを感じにくい…熱中症対策で注意すべきポイントは?【介護の不安は解消できる】

【介護の不安は解消できる】 今の時期、在宅介護で気を付けたいのが「熱中症」です。総務省消防庁によると、昨年夏に熱中症で救急搬送された人の数は9万人を超え、そのうち半数以上は65歳以上の高齢者と発表されています。熱中症と聞くと、炎天下でのスポーツなど屋外で発生するイメージを持たれや

容疑者は介護施設勤務、成績優秀 友人少なく、いじめ証言も
2024.07.15

容疑者は介護施設勤務、成績優秀 友人少なく、いじめ証言も

 【ベセルパーク共同】米メディアによると、トランプ前大統領暗殺未遂事件のトーマス・クルックス容疑者(20)は介護施設で働き、高校時代は理数系科目の成績優秀者として表彰される一方、友人は少なく、いじめられていたとの証言もある。射撃部に入ろうとしたこともあったという。 ペンシルベニア

「足腰が弱っちゃってね...」「物忘れが気になるんだ...」最近よく聞く「フレイル」って何?
2024.07.15

「足腰が弱っちゃってね...」「物忘れが気になるんだ...」最近よく聞く「フレイル」って何?

「足腰が弱っちゃってね」「物忘れが気になるんだ」「耳が遠くなって会話に苦労しているよ」──。団塊の世代である筆者の周囲で、こんな話題が交わされるようになって久しい。歳を重ねれば心身に具合が悪い部分が生じるのは、自然界の生きものとして当然のことではある。だが、自らの知恵で長寿を獲得

1000万円寄付でこがねとホテル三日月に紺綬褒章(千葉県)
2024.07.15

1000万円寄付でこがねとホテル三日月に紺綬褒章(千葉県)

企業版ふるさと納税で南房総市にそれぞれ1000万円を寄付した、館山市の「こがね」と木更津市の「ホテル三日月」に、紺綬褒章が授与された。石井裕市長が両社を訪問し、こがねの小金護代表取締役と、ホテル三日月の滿間信樹取締役・COOに褒状を伝達した。紺綬褒章は、公益のために国や地方公共団

被介護状態となる日に備え…下半身の脱毛をしておく『介護脱毛』アリかナシか 40-50代の女性を中心に増える
2024.07.14

被介護状態となる日に備え…下半身の脱毛をしておく『介護脱毛』アリかナシか 40-50代の女性を中心に増える

 自分が介護されるときに備えて、下半身の脱毛をしておく「介護脱毛」への関心が高まっています。希望する人が増えている背景や脱毛のメリットのほか、介護施設で働く人の意見を聞きました。 「介護脱毛」は下半身のデリケートゾーンの脱毛を、排せつの世話やおむつの交換など、将来介護されるときに

診療報酬請求で違法な助言 訪問看護巡り福祉コンサル
2024.07.14

診療報酬請求で違法な助言 訪問看護巡り福祉コンサル

 障害福祉サービス事業者を主な対象に経営コンサルタント事業を手がける一般社団法人「介護福祉サポート協会」(東京)が、コンサル契約を結んだ訪問看護事業者に対し、法令違反となる診療報酬の請求を助言していたことが14日、分かった。同協会がコンサル先に示した資料を共同通信が入手した。 訪

「数十年先を見据えた経営を」 社会福祉懇談会セミナー
2024.07.14

「数十年先を見据えた経営を」 社会福祉懇談会セミナー

 新しい社会福祉法人の経営を考える「社会福祉懇談会」(会長=山田雅人社会福祉法人恵の園理事長)の第61回経営セミナーが2日、東京都千代田区の霞山会館で開かれた。山田会長は「社会状況の変化の中にあって数十年先を見据えた活動を進めなければいけない」とあいさつした。 前半の講演では黒瀬

「今日もお願い」毎朝父にコーヒー豆を挽いてと頼んでまで、娘が父に『言いたいこと』は
2024.07.14

「今日もお願い」毎朝父にコーヒー豆を挽いてと頼んでまで、娘が父に『言いたいこと』は

介護の現場で出会った人から「幸せになる方法」を教わった、と語る介護福祉士でイラストレーターの高橋恵子さん。今度はあなたに、イラストと言葉でメッセージを届けます。「高齢者が介護されるばかりになったら、 生きる気力を失わないように、 『日々の仕事』を見つけ

能登の地震で被災の穴水10人が奮闘、元マネジャーが見つめる先で
2024.07.14

能登の地震で被災の穴水10人が奮闘、元マネジャーが見つめる先で

 (13日、第106回全国高校野球選手権石川大会1回戦 穴水4―7小松明峰) 選手10人で大会に挑んだ穴水。同校卒業生でマネジャーだった石川県立看護大4年の中島いまりさん(21)=石川県かほく市=がスタンドから試合を見つめた。 中島さんがマネジャーだった当時、選手が

「俺は聞いてない!」 認知症の父が妻の介護ベッドを壊すほど怒ったワケとは。在宅ケア医が答える認知症と「すぐキレる」症状との関係と対処法
2024.07.14

「俺は聞いてない!」 認知症の父が妻の介護ベッドを壊すほど怒ったワケとは。在宅ケア医が答える認知症と「すぐキレる」症状との関係と対処法

6年後の2030年、認知症の患者数が推計523万人に上るとされる。これは高齢者のおよそ14%、およそ7人に1人に当たる数で、増加する認知症患者をどう支えるかが大きな課題となっている。これまで1000人を超える患者を在宅で看取り、「最期は家で迎えたい」という患者の希望を在宅医として

〈年金40万円・退職金5,000万円〉共に元国家公務員の70代夫婦…「高級老人ホーム入居」で余裕の老後のはずが「悔しくて…」と涙したワケ
2024.07.14

〈年金40万円・退職金5,000万円〉共に元国家公務員の70代夫婦…「高級老人ホーム入居」で余裕の老後のはずが「悔しくて…」と涙したワケ

住まいの経年劣化は避けられず、住み続けるには修繕は欠かせません。しかし高齢者になると「直すのではなく住み替える」という選択肢も。その場合、ひとつの候補となるのが「老人ホーム」です。老人ホームを選ぶ際には、齟齬が生じないように見学をしっかりしておきたいところ。ただ見学をしておけば安心かといえば、

医療や介護のお仕事体験 京都府内の高校生集う
2024.07.13

医療や介護のお仕事体験 京都府内の高校生集う

医療や介護の分野に興味のある高校生を対象にした職業体験イベントが、京都市内で開かれました。これは、京都民医連=京都民主医療機関連合会が、医療や介護の仕事を知ってもらい、現場の担い手を確保しようと開いたもので、京都府内の高校生、およそ70人が参加しました。まず、現役の看護部長がチーム医療とコミュ

2025年問題で育児と介護「ダブルケア」の30・40代増加か 少子化と生活困窮リスクも
2024.07.13

2025年問題で育児と介護「ダブルケア」の30・40代増加か 少子化と生活困窮リスクも

 晩婚・晩産化を背景に、育児と介護の「ダブルケア」が働き盛りを中心に広がっている。誰にも相談できず、孤立しがちだが、支援は追いついていない。「2025年問題」も控える中、必要な「備え」と、求められる対策は何か。AERA 2024年7月15日号より。*  *  * 横

駒村多恵さん え?そこ!? あごの腫れで母が入院1カ月 退院後にようやく分かった意外な原因
2024.07.13

駒村多恵さん え?そこ!? あごの腫れで母が入院1カ月 退院後にようやく分かった意外な原因

タレント、アナウンサーとして活躍する“コマタエ”こと駒村多恵さんが、要介護5の実母との2人暮らしをつづります。ポジティブで明るいその考え方が、本人は無意識であるところに暮らしのヒントがあるようです。皮膚の感染症で1カ月に渡る入院となった母親。顎(あご)に赤みが残りはするものの、これ以上入院して

シニアが集うサッカースタジアム 母が始めた「声磨き」 、娘はスポーツ応援へ活用
2024.07.13

シニアが集うサッカースタジアム 母が始めた「声磨き」 、娘はスポーツ応援へ活用

 「声磨き」という喉を鍛える独自のトレーニング法で、話し方教室や法人研修など「声」を起点とした幅広い事業を展開する「ボイスクリエーションシュクル」(さいたま市)は、創業者の佐藤恵さんが47歳で起業した会社です。長女の直(なお)さんは、事業にかける思いや継続することの大変さを理解するうちに入社し