# 看護・介護

年金15万円・75歳母「あなたには、親を看る責任があるのよ!?」高齢者施設を脱走後、娘に説教も「もうムリ、ごめんね」…施設入所を巡る激しい攻防
2024.07.17

年金15万円・75歳母「あなたには、親を看る責任があるのよ!?」高齢者施設を脱走後、娘に説教も「もうムリ、ごめんね」…施設入所を巡る激しい攻防

高齢者の終の棲家である「老人ホーム」だが、だれもがスムーズに入居に至るわけではなく、また「入居=安泰」とはいいきれない。昨今の複雑な事情を見ていく。人間、だれもが年を取る。個人差はあるが、若いころと比較すれば身体機能は著しく衰えていき、介護が必要になるケースも多い。

不正請求や複数の虐待…五島市のデイサービス 長崎県が指定取り消しへ
2024.07.17

不正請求や複数の虐待…五島市のデイサービス 長崎県が指定取り消しへ

 長崎県は16日、五島市大荒町のグループホーム天意(谷川真由美代表)が同町で運営する介護事業所「デイサービス天意」で、介護報酬の不正請求や複数の虐待行為などがあったとして、31日付で事業所の指定を取り消すと発表した。 県によると、2023年11月、関係者から五島市に情報提供があり

放置れされがちな皮膚疾患 特に高齢者ではQOLに大きな影響が【老親・家族 在宅での看取り方】
2024.07.17

放置れされがちな皮膚疾患 特に高齢者ではQOLに大きな影響が【老親・家族 在宅での看取り方】

【老親・家族 在宅での看取り方】#102 訪問診療先では寝たきりの患者さんも多いですから、床ずれ(褥瘡=じょくそう)や血流悪化による足の壊死(えし)に対応することは日常的です。また、高齢の方では、足腰の手術などをきっかけに歩き方に癖ができ、各足の指の適度な踏みしめが十分にできなく

「老後の備えを甘く見ていたようです。ママは仏様のような状態」認知症の89歳妻を殺害した94歳の男の裁判、エリート社員が直面した“老々介護”「子どもに迷惑をかけてダメな父親です」
2024.07.17

「老後の備えを甘く見ていたようです。ママは仏様のような状態」認知症の89歳妻を殺害した94歳の男の裁判、エリート社員が直面した“老々介護”「子どもに迷惑をかけてダメな父親です」

 去年11月、札幌市豊平区の自宅で、89歳の妻を殺害したとして殺人の罪に問われている94歳の男の裁判員裁判が、16日札幌地裁で開かれました。65年間連れ添った妻を自らの手で殺害したとされる被告。検察が証拠として提出した遺書などから、認知症が進む妻の介護に疲れ、将来を悲観した被告の

3年ごとに改悪される介護環境。今年の介護制度の改正ではどう変わる?
2024.07.17

3年ごとに改悪される介護環境。今年の介護制度の改正ではどう変わる?

2000年4月にスタートした介護保険制度は、3年に一度、制度や報酬が見直され、2024年度は第9期になります。本記事では、2024年度以降の介護保険制度改正のなかから、利用者に関係がある主な改正内容のポイントをお伝えします。介護保険料の財源は、公費(税金)と40歳以上の方が納める

今すぐやって!老後のおひとりさまに必須の「6つの終活準備」とは?
2024.07.17

今すぐやって!老後のおひとりさまに必須の「6つの終活準備」とは?

 独身を通してきた人をはじめ、配偶者と死別・離別した人など、世の中にはさまざまな事情で「おひとりさま」として暮らす人がいます。しかし一口におひとりさまと言っても、年齢を重ねた後も幸せに生きていける人と、不安やストレスにさいなまれながら生きていく人に分かれるのが現実です。両者を分ける「壁」の正体

夫婦ともに65歳です。そろそろ自分の介護が心配になりましたが、介護保険料を支払えるか心配です。地方移住も検討しています。介護保険料は全国で同じですか?
2024.07.17

夫婦ともに65歳です。そろそろ自分の介護が心配になりましたが、介護保険料を支払えるか心配です。地方移住も検討しています。介護保険料は全国で同じですか?

65歳以上の介護保険料は3年に一度見直され、令和6年度は第9期になります。この4月から65歳以上の方の標準的な保険料段階の見直しがありました。本記事では改正内容も含め、介護保険料がどのように決まるのか解説します。介護保険料の財源は、公費(税金)と40歳以上の方が納める介護保険料で

「91歳一人暮らしの父は、あと5年で貯金が尽きてしまうと悩んでいます」心配する娘に毒蝮三太夫が授けた「実現したら楽しい夢」
2024.07.16

「91歳一人暮らしの父は、あと5年で貯金が尽きてしまうと悩んでいます」心配する娘に毒蝮三太夫が授けた「実現したら楽しい夢」

「心配」というのは、ふくらみ始めると、どんどん勢いがつく。心配しても仕方ないと頭ではわかっていても、その勢いは止められない。相談者の父親は91歳。健康で自立しているが、「5年後に貯金が底をつく」ことが心配の種になっているという。マムシさんが、そんな父親を心配する娘をねぎらいつつ、大胆な“秘策”

空き家となった実家の売却 難色を示した母が「早く始末しよう」と意見を変えたきっかけ
2024.07.16

空き家となった実家の売却 難色を示した母が「早く始末しよう」と意見を変えたきっかけ

いつかはやってくると思いつつ、ついつい先送りしてしまう親の介護の準備。関西在住のイラストレーター&ライターのあま子さんもそんな一人。これまで一人暮らしを続けていた母が、2022年正月早々に転倒し、骨折→入院という経緯で認知症を発症。姉と兄による“介護押しつけバトル”を経て、いったん母は首都圏に

外国人材受け入れ意向45% 介護事業所、人手不足背景
2024.07.16

外国人材受け入れ意向45% 介護事業所、人手不足背景

 全国にある介護事業所の45.1%が外国人材を受け入れる意向を示していることが16日、公益財団法人「介護労働安定センター」の2023年度調査で分かった。前年度調査では「新たに活用する予定がある」と答えたのは13.1%にとどまっていた。担当者は「介護現場で人手不足が深刻化し、外国人材に対する需要

低出生高齢化と核家族化の韓国…繰り返される「親に対する暴力事件」
2024.07.16

低出生高齢化と核家族化の韓国…繰り返される「親に対する暴力事件」

【07月16日 KOREA WAVE】韓国・蔚山地裁はこのほど、特殊尊属脅迫などの罪に問われた40代男性に懲役3年の判決を言い渡した。7年間の障害者関連機関への就職制限も命じた。男性の母親は脳卒中で倒れ、障害を持つようになった。母親が退院後、男性は一緒に暮らすようになったが、母親

「送迎ルートを考えてぼーっとしていた」病院の送迎車が電柱に衝突し9人搬送 青森・東北町
2024.07.16

「送迎ルートを考えてぼーっとしていた」病院の送迎車が電柱に衝突し9人搬送 青森・東北町

16日午前、青森県東北町で高齢者を乗せた病院の送迎車が電柱に衝突する事故があり、乗っていた9人が病院に運ばれました。警察や病院などによりますと16日午前9時ごろ、東北町膳前の町道で、ワンボックスカーが道路わきの電柱に衝突しました。この事故で、ワンボックスカーに乗って

サカゼンが介護施設の職員ユニフォームを制作、現場のニーズとデザイン性を両立
2024.07.16

サカゼンが介護施設の職員ユニフォームを制作、現場のニーズとデザイン性を両立

 「サカゼン」を展開する坂善商事が、社会福祉法人 櫻灯会が運営する介護施設の職員ユニフォームを製作した。特別養護老人ホーム 日の出紫苑、おぎくぼ紫苑、さくらのみち紫苑と、ショートステイ しあわせの灯の4施設で着用されている。 同ユニフォームは、同社初となる介護ユニフォームのプロデ

菅原直樹がつづる「ゆるゆる狂気の旅路 ~OiBokkeShi 10年の歩み~」
2024.07.16

菅原直樹がつづる「ゆるゆる狂気の旅路 ~OiBokkeShi 10年の歩み~」

劇作家、演出家、俳優、介護福祉士の菅原直樹が、「老いと演劇」OiBokkeShiを立ち上げて今年で10年。「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念に基づき、さまざまな状況・年齢の人たちと創作を続けている。本連載では、そんな菅原、そしてOiBokkeShiの10年

「最後まで豊かな生活」支援、宇部の白石さんが保険適用外看護サービス起業【山口】
2024.07.16

「最後まで豊かな生活」支援、宇部の白石さんが保険適用外看護サービス起業【山口】

 宇部市の看護師、白石知之さん(40)が、保険適用外看護サービス「ジニーズランプ」を起業した。看護師と患者のマッチングアプリ「らんぷのナースさん」の開発・提供を通じて、患者が最後まで豊かな生涯を送れるよう手助けするとともに「新事業で看護業界を変えたい」と意気込んでいる。 看護師が

【速報】JR南草津駅で電車と衝突した男性の身元判明 ホームで嘔吐しようとして回送電車に当たる
2024.07.16

【速報】JR南草津駅で電車と衝突した男性の身元判明 ホームで嘔吐しようとして回送電車に当たる

 15日午後10時10分ごろ、滋賀県草津市野路1丁目のJR南草津駅で、同市の介護士の男性(30)が草津行き回送電車と衝突した。男性は頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 草津署によると、男性は、駅ホームで線路に嘔吐(おうと)しようとした際、頭部が通過する回送電車に当たっ

介護離職「親のため」 本当に正しいか
2024.07.16

介護離職「親のため」 本当に正しいか

 介護離職が社会問題化しています。介護離職をめぐって多くの相談を受けている、NPO法人となりのかいご代表理事の川内潤さんに聞きました。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ ◇ ――介護離職が問題になっています。 ◆私たちが受けた相談のなかで、仕事を辞めた方が

見守りカメラからポータブルトイレまで、高齢親の「困った!」はこれで解決!
2024.07.16

見守りカメラからポータブルトイレまで、高齢親の「困った!」はこれで解決!

 高齢の親がひとりで暮らしていると、何かと心配事が絶えません。さらに自宅で介護をすることになってしまったら、「とにかく大変……!」というイメージがつきまとうのではないでしょうか。ですがそんな介護や高齢親への対応も、ちょっとしたひと手間でグンと楽になってくるもの。特に昨今はさまざまなサービスや商

「救急車呼ぶ?」迷ったらまずは#7119 看護師らが対応、9月に運用開始 沖縄
2024.07.16

「救急車呼ぶ?」迷ったらまずは#7119 看護師らが対応、9月に運用開始 沖縄

 沖縄県は11日、急病やけがで救急車を呼ぶかどうか迷ったとき、電話で専門家に相談できる「おきなわ#7119事業」を9月をめどに始める方針を明らかにした。救急車の出動件数が増え続ける中、救急車の有効活用を促す。県議会6月定例会代表質問で上原章氏(公明)の質問に答えた。 県防災危機管

<人手不足で進む省人化>AI技術が発達しても「人が必要な」理由
2024.07.16

<人手不足で進む省人化>AI技術が発達しても「人が必要な」理由

慢性的な労働供給不足に直面する日本。省人化による転換は急務だが、「人が必要なくなる」ということではない。「Wedge」2024年7月号に掲載されている「あなたの日常が危ない 現場搾取社会を変えよう」記事の内容を一部、限定公開いたします。 岸田文雄首相は5月30日、中小企業などにおける「省人化」