早実9回サヨナラ大ピンチに〝秘策〟内野5人シフトで勝負し、野球ファン騒然!!名将の采配に賞賛の声【甲子園】

AI要約

大社が劇的な勝利でベスト8進出。9回の内野5人シフトが話題に。

9回、大社がセーフティスクイズで同点。早稲田実は内野5人シフトを採用。

藤江のゴロでサヨナラのホームはタッチアウト。記録上珍しいダブルプレー。

早実9回サヨナラ大ピンチに〝秘策〟内野5人シフトで勝負し、野球ファン騒然!!名将の采配に賞賛の声【甲子園】

 ◆全国高校野球選手権3回戦 大社3―2早稲田実(17日、甲子園)

 大社が劇的な勝利でベスト8に進出。9回大ピンチでの早稲田実業〝内野5人シフト〟が話題に。

 1-2の9回無死一、三塁、大社の高橋翔和がセーフティスクイズを決め同点すると、次の藤原佑がバントでランナーを進め1死二、三塁に。一打サヨナラの場面で、早稲田実の和泉監督は左翼手を交代し、そのままピッチャー横のポジションを指示。スクイズ警戒の奇策〝5人内野シフト〟をとった。

 早稲田実の投手・川上真の3球目高めストレートを藤江龍之介が打つもシフトの左翼手へのゴロとなり、一塁送球でフォースアウト。三走はサヨナラのホームにヘッドスライディングで滑り込むもタッチアウトとなった。記録上は非常に珍しいレフトゴロ。7-3-2のダブルプレーとなった。

 早稲田実OBでNEOLAB inc. 野球アカデミー代表の内田聖人さんは自身のX(旧ツイッター)でこのプレーを「このシフト、ちゃんと練習してました。 楽しい夏をありがとうございました。皆よく頑張りました」と紹介した。

 この模様をバーチャル高校野球の公式Xが動画で紹介。「やっぱり高校野球は面白い」「長らく甲子園の見てるけどトップスリーにはいる名勝負だ」「大社おめでとう!早実感動をありがとう!歴史に残る神試合でした!」などと激闘を讃える声が上がった。