「強敵パラグアイに5-0で大勝した!」サッカー日本の開幕戦爆勝に海外メディア衝撃! ”OAなし”の陣容に唸り「実力は驚くほどではない」【パリ五輪】

AI要約

開幕戦を爆勝発進した日本代表は、パラグアイを5-0で圧倒し、大躍進を果たした。

若手選手が活躍し、南米の強豪を撃破した日本代表は、56年ぶりのメダル獲得に向けて好スタートを切った。

海外メディアも驚きを隠せず、日本の実力を高く評価している。欧州クラブ所属の選手たちのスキルに注目が集まっている。

 開幕戦を爆勝発進だ。

 現地7月24日、パリ五輪のサッカー男子が先行開幕し、1次リーグD組の日本はパラグアイと対戦。MF三戸舜介とFW藤尾翔太がそれぞれ2ゴールを奪うなど大量5得点で、南米の強敵をシャットアウトで粉砕した。

 大事な初戦で若きサムライブルーが怒涛のゴールラッシュだ。19分に三戸が先制ゴールを決めると、25分にはパラグアイの10番ウィデル・ビエラがレッドカードで一発退場となった。数的有利になった日本は1点リードで前半を折り返すと、63分に斉藤光毅のクロスからまたも三戸がゴールをゲット。69分には山本理仁が追加点を挙げると、81、87分には途中出場の藤尾がゴールを決め、王国ブラジルを抑えて南米予選を突破した難敵を5-0でねじ伏せた。

 

 日本のロケットスタートには海外メディアも驚きを隠せない。豊富なスポーツニュースを取り扱う米スポーツメディア『B/R』サッカー版は「オリンピックのオープニングゲームで、日本が強敵パラグアイに5-0で大勝した!」と、その衝撃のスコアに目が点になった。

 また、米フィラデルフィアを本拠地に置く日刊紙『PhillyInquirer』のサッカー特派員として現地を訪れているジョナサン・タネンワルド氏は「日本の実力は驚くほどのものではない」と言い切り、オーバーエイジを使用せず全員が23歳以下で戦う日本の実力を高く評価。2得点をマークした三戸(スパルタ)や主将の藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、ゴールマウスを守ったGK小久保玲央ブライアン(同)など、欧州クラブに所属しているプレーヤーのスキルに唸った。

 56年ぶりのメダル獲得を目指す日本。開幕戦で、これ以上ない最高のスタートを切った。

構成●THE DIGEST編集部