U-23日本代表 パラグアイ戦で56年ぶりのメダル獲得への戦いをスタート【五輪 男子サッカー】
パリ2024オリンピック競技大会が現地時間26日に開幕し、男子サッカーと男子ラグビーで幕を開ける。
サッカーU23日本代表はパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦し、メダル獲得に挑む。
他のチームも激戦が予想され、8月10日に男子サッカーの決勝が行われる。
<パリ2024オリンピック競技大会 7月26日(金)~8月11日(日)>
パリオリンピックが現地時間26日(金)に開幕する。今大会で33回目となる夏季オリンピック競技大会はフランス・パリを中心に8月11日まで開催される。
パリでオリンピックが開催されるのは1900年、1924年に続き3回目。本大会では32競技329種目が実施され、開会式ではパリ中心部を流れるセーヌ川が舞台となる。
パリオリンピックが現地7月24日、開会式を2日後に控えて男子サッカーと男子ラグビーで幕を上げる。
サッカーU23日本代表はグループステージ初戦で南米の強豪パラグアイと対戦。オーバーエイジ(OA)選手が不在ながら、アジア最終予選を勝ち抜いてきた一体感で、56年ぶりのメダル獲得に挑む。
男子サッカーには全16チームが出場。開催国のフランス以外は各地域の予選を勝ち抜いてきた。
7月24日から30日までの間にグループステージを実施。4チームずつ4グループに分かれて対戦し、各組上位2チームが8月2日からのノックアウトステージで準々決勝に進む。8月9日の決勝を除いて、移動を伴いながら中2日での連戦が続く。
4月のU23アジアカップに優勝して8大会連続で出場権を獲得した日本は、今大会はD組で24日にパラグアイ、27日にマリといずれもボルドーで対戦。3戦目はナントに移ってイスラエルと戦う。
パラグアイは、2016年から2大会連続優勝のブラジルや、強豪アルゼンチンを抑えて南米予選を1位で突破。
銀メダルを獲得した2004年大会以来復帰したカルロス・ハラ・サギエ監督の下、20年ぶりのメダル獲得を目指している。当時と同様にグループステージ初戦で日本と対戦するのは何かの因縁か(当時は日本が敗れた)。
マリも20年ぶりのオリンピックの舞台で、昨年のU23アフリカ・カップ・オブ・ネーションズで3位に入ってパリ行きを決定し、5大会ぶり2度目の出場だ。日本とは今年3月に京都で親善試合を行い、日本が1-3で敗れた。
そして、日本がグループステージ3戦目で対戦するのがイスラエル。昨年のU21欧州選手権でベスト4に入り、1976年以来3度目の出場権を獲得した。
日本にはあまり馴染みがないが、昨年のU20ワールドカップでは3位に入り、その過程のグループステージで日本に勝利している。
スキルのある攻撃的な選手もいて、スタンダール・リエージュで指揮を執ったガイ・ルゾン監督が率いており、侮れない。
勝ち進めば、日本はC組のウズベキスタン、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国の勝ち上がりチームと対戦する。
このほか、開催国フランスはA組でアメリカ、ギニア、ニュージーランドと対戦し、B組ではアルゼンチン、モロッコ、イラク、ウクライナが顔を合わせる。
24日の大会開幕戦はC組のウズベキスタンとスペインがパリで、B組のアルゼンチンとモロッコがサンテチエンヌで対戦。2試合同時でスタートとなる。
■一次リーグ
<グループD>
7月25日(木)2:00
日本 - パラグアイ
7月28日(日)4:00
日本 - マリ
7月31日(水)4:00
日本 - イスラエル
■決勝トーナメント
8月2日(金)22:00
男子準々決勝
B1位- A2位
8月3日(土)0:00
男子準々決勝
D1位 - C2位
8月3日(土)2:00
男子準々決勝
C1位 - D2位
8月3日(土)4:00
男子準々決勝
A1位 - B2位
8月6日(火)1:00
男子準決勝
8月6日(火)4:00
男子準決勝
8月9日(金)0:00
男子3位決定戦
8月10日(土)1:00
男子決勝