H2Aロケット49号機、9月11日打ち上げ 情報収集衛星を搭載

AI要約

三菱重工業はH2Aロケット49号機を9月11日に打ち上げることを発表。

政府の情報収集衛星レーダー8号機を載せ、夜間や曇りでも地上を撮影できる。

H2Aは50号機で引退し、後継のH3は費用の半減を目指している。

H2Aロケット49号機、9月11日打ち上げ 情報収集衛星を搭載

 三菱重工業は16日、H2Aロケット49号機を9月11日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。夜間や曇りでも地上を撮影できる政府の情報収集衛星レーダー8号機を載せる。

 午後1時から3時の間に打ち上げる。

 H2Aは今年度中に打ち上げ予定の50号機で引退する。これまで48回中47回成功してきたが、費用が1回約100億円と高いことが課題だったため、後継の「H3」は費用の半減をめざしている。H3は初号機は打ち上げに失敗したが、2、3号機は成功した。