H2Aロケット、9月11日午後に打ち上げ…情報収集衛星「レーダー8号機」搭載

AI要約

三菱重工業はH2Aロケット49号機を9月11日に打ち上げることを発表。

政府の情報収集衛星「レーダー8号機」を搭載し、主に北朝鮮の監視や災害時の被害状況把握に利用される。

H2Aは50号機で退役し、後継機のH3ロケットに切り替わる予定。

 三菱重工業は16日、H2Aロケット49号機を9月11日午後に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。49号機には、政府の情報収集衛星「レーダー8号機」を搭載する。

 打ち上げ予定時間帯は午後1~3時で、予備期間は10月31日まで。情報収集衛星は、北朝鮮の軍事施設などを監視する事実上の偵察衛星で、災害時の被害状況の把握にも活用される。政府は、光学衛星などと合わせて10基体制とする計画だ。

 H2Aは今年度打ち上げ予定の50号機で退役し、国産の大型主力ロケットは後継機のH3ロケットに切り替わる予定。