【速報】熊本県内の半導体産業集積効果は11兆1900億円 TSMC第2工場を考慮 九州FGが試算

AI要約

九州FGは、半導体関連産業の集積に伴う熊本県内への経済波及効果が2022年から31年までの10年間で約11兆1900億円に上ると発表した。

台湾積体電路製造(TSMC)が菊陽町に進出し、第1工場と第2工場が稼働することを考慮した試算を行っている。

九州FGは、半導体関連産業の集積に伴う経済波及効果について何度か試算を行い、その額が急速に増加していることを明らかにしている。

【速報】熊本県内の半導体産業集積効果は11兆1900億円 TSMC第2工場を考慮 九州FGが試算

 九州フィナンシャルグループ(FG)は5日、半導体関連産業の集積に伴う熊本県内への経済波及効果が2022年から31年までの10年間で約11兆1900億円に上ると発表した。半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が菊陽町に進出し、第1工場と第2工場が稼働することを踏まえて試算した。

 九州FGは23年8月、集積に伴う経済波及効果が10年間で約6兆8500億円に上ると公表した。その時点では第1工場の稼働のみを考慮した試算だった。