自衛隊のヘリから船舶に乗り換え避難 受付はマイナカード 原発事故想定した訓練【新潟】

AI要約

自衛隊のヘリコプターや船を使用した原発事故の避難訓練が柏崎市で実施されました。

住民はマイナンバーカードで受付され、ヘリコプターから海上自衛隊の船舶へ避難し、その後上越市や長岡市へ移動しました。

訓練では、自衛隊のヘリと海上自衛隊・海上保安庁の船舶などの連携が確認され、円滑な避難が可能であることが示されました。

自衛隊のヘリから船舶に乗り換え避難 受付はマイナカード 原発事故想定した訓練【新潟】

原発事故を想定し自衛隊のヘリコプターや船を使って住民の避難訓練が実施されました。

訓練は柏崎刈羽原発で地震による事故が発生し全面緊急事態となったうえ、道路が寸断され集落が孤立した想定で実施されました。

避難する住民はマイナンバーカードで受け付けし、自衛隊のヘリコプターに乗り込みました。訓練の目的の一つが、自衛隊のヘリと船舶の連携の確認です。ヘリは柏崎港に着陸し、住民は海上自衛隊の船舶に乗り換え上越市へ避難しました。

海上保安庁の巡視船にはボートで向かって沖合で乗り換え長岡市へ避難しました。

■森永正幸 県危機管理監 

「実動組織の皆さんと職員で円滑な避難に向けて連携を確認できた。」

県と柏崎市は、参加者や専門家の意見を聞き、実際の避難の際に生かします。