育児世代の「女性の働きやすさ」神奈川は全国で37位 浜銀総研が指標作る

AI要約

浜銀総合研究所が女性の働きやすさ指標を都道府県ごとに作成。神奈川県は全国37位で、子どもの預けやすさが課題。

育児中の女性の就労は公的保育サービス、私的保育、男女間格差の3要因で決まる。各要因を国の統計に基づき数値化。

地域間の環境格差や男女の柔軟な働き方を目指す物差しとして活用される。

育児世代の「女性の働きやすさ」神奈川は全国で37位 浜銀総研が指標作る

 浜銀総合研究所が、育児世代を対象に都道府県別の「女性の働きやすさ指標」を作った。神奈川県は全国37位で、子どもの預けやすさが課題だ。地域間の環境格差を可視化し、男女の柔軟な働き方を目指す物差しとして打ち出した。

 育児中の女性の就労は、(1)公的保育サービス(2)私的保育(3)男女間格差─の3要因で決まると定義。(1)は保育所定員率、(2)は三世代同居率や男性の育児休業利用比率、(3)は女性管理職比率といった国の統計に基づく計9指標を組み合わせて数値化した。