「長い期間我々は我慢強く折衝していく」三沢基地周辺の町内連合会が青森県・宮下宗一郎知事に陳情書 「騒音調査」継続などを求める 「F35A戦闘機」アメリカ軍三沢基地に配備の発表受け

AI要約

三沢基地周辺の町内会からなる連合会は、騒音が大きい「F35A戦闘機」の配備計画に反対し、安全管理の徹底や集団移転の実現を求める陳情を行った。

連合会は騒音調査の継続を国へ働きかけることも要請し、知事も対応を固めていく姿勢を示した。

今後は防衛省への要請も予定されており、地元の声がしっかりと届けられるよう取り組まれる予定だ。

「長い期間我々は我慢強く折衝していく」三沢基地周辺の町内連合会が青森県・宮下宗一郎知事に陳情書 「騒音調査」継続などを求める 「F35A戦闘機」アメリカ軍三沢基地に配備の発表受け

三沢基地周辺の町内会からなる連合会は12日、青森県の宮下宗一郎知事を訪ね、騒音が大きい「F35A戦闘機」がアメリカ軍三沢基地に配備される計画が発表されたことを受け、騒音調査の継続を国へ働きかけることなどを求めました。

三沢基地周辺町内連合会の種市光雄会長たち関係者6人は12日、県庁を訪れ、宮下知事に陳情書を手渡しました。

陳情書では、戦闘機の事故などを防ぐために安全管理を徹底するほか、集団移転の早急な実現など7項目が盛り込まれています。

これに加え、種市会長は陳情の直前である7月4日にエンジン音が大きい「F35A戦闘機」が今後、アメリカ軍三沢基地に配備される計画が発表されたことを受け、今年度で終わる予定の騒音調査の継続を、国へ働きかけることなどを求めました。

青森県 宮下宗一郎知事

「県として私自身として寄り添った対応をしっかりしていきたいと思いますし、国に対して事あるごとに強く申し伝えていく」

三沢基地周辺町内連合会 種市光雄会長

「きょう話したから、あした終わるっていう話でもないし、長い期間我々は我慢強く折衝していくのが防衛省に対する姿勢なので、知事にもそういう心構えで我々と同じ方向を向いてやっていただきたい」

連合会では8月21日に防衛省を訪れて、同様の要請を行う予定です。