「信頼関係守ってほしい」 米軍基地司令官と会談 青森県三沢市長

AI要約

小桧山吉紀市長と米軍三沢基地のポール・デービッドソン司令官が会談し、信頼関係の強化と事件の防止について意見交換を行った。

小桧山市長が米軍基地関係者による事件・事故の防止を要請し、デービッドソン司令官も積極的なコミュニケーションを図ることを約束した。

会談では、三沢基地のF16からF35Aへの更新については話題にならなかった。

 米軍三沢基地がある青森県三沢市の小桧山吉紀市長は10日、着任あいさつのため市役所を訪れた同基地のポール・デービッドソン司令官と会談した。

 市によると、小桧山氏は「在日米軍基地関係者による事件・事故が起きると信頼関係が崩れるので、司令官の力で(信頼関係を)守ってほしい」と述べ、米軍兵士による事件の防止を要請。司令官は「市長と同じ思いだ」と応じた。

 また、司令官は「事件・事故の情報は速やかに伝え、積極的にコミュニケーションを図る」と述べた。米軍は三沢基地所属の戦闘機をF16から最新鋭ステルス機のF35Aに更新するが、会談では話題にならなかった。