「キラリと輝く村に」 3期目の金田村長が初登庁 長野県下條村

AI要約

無投票で3選を果たした下條村長が初登庁。村政に向けた意気込みを述べ、地域課題やプロジェクト推進に取り組む決意を示す。

村民センターでの着任式で、従来の取り組みをパワーアップし、そばの城周辺整備やSDGsの推進を強調。また、リニア残土受け入れに伴う地域課題にも言及。

職員と共に課題を解決し、施策を勇敢に進めることを強調。協力を呼び掛け、村をより輝かせるために努力する姿勢を示す。

「キラリと輝く村に」  3期目の金田村長が初登庁  長野県下條村

 任期満了に伴う長野県下條村長選で、無投票で3選を果たした金田憲治氏(77)が9日、初登庁した。着任式では「村民と会話をする中で課題を見つけ、皆さんと一緒にキラリと輝く村をつくっていく」と意気込みを語った。

 金田氏は午前8時前に登庁。庁舎前に集まった約50人の職員らに拍手で迎えられ、花束を受け取った。

 続いて村民センターで開いた着任式で3期目の村政に向けて決意を述べた。「従来やってきたものをパワーアップする」と強調し、特にプロジェクトチームを組んでいる「そばの城」周辺整備や道路沿いの景観整備、SDGsの取り組みを推進するとした。

 人口減少や集落間格差といった地域課題のほか、リニア残土受け入れによる埋め立て地の跡地利用にも触れ、「国の制度だけを頼りにしていては実現できない。職員と課題を共有し、恐れず勇敢に施策を進めていく」と述べ、職員らに協力を呼び掛けた。