いわき創業チャレンジプロジェクト 27日、5人が最終プレゼン 観覧希望22日まで 福島県いわき市

AI要約

いわき創業チャレンジプロジェクトのビジネスプランプレゼン大会最終審査会が開催される。最終プレゼン大会に進む5人のビジネスプランが紹介される。

プレゼン大会には地域課題解決につながる様々なビジネスアイデアが登場する。

審査会では各プレゼンターの経営理念やアイデア、実現・継続性、経済波及効果、人間力などが評価され、賞金が贈呈される。

 いわき創業チャレンジプロジェクトのビジネスプランプレゼン大会最終審査会は27日午後1時30分から、福島県いわき市小名浜のポレポレシネマズいわき小名浜で開かれる。書類審査と一次審査(プレゼン大会予選)を通過した5人が地域課題解決につながるビジネスプランを発表する。審査会は一般に公開し、主催するいわき商工会議所は22日まで観覧希望者の申し込みを受け付けている。

 プロジェクトは、いわき市へのU・I・Jターンを促し、地域を挙げて起業・創業を後押ししようと今年度から取り組んでいる。4月27日の書類審査を通過した11人が6月1日のプレゼン大会予選に臨み、最終プレゼン大会に進む5人を選んだ。

 最終プレゼン大会に臨む5人は、いわきとアフリカの地域課題解決につながるおにぎり屋の出店を計画する小熊淳太郎さん(おにぎりはばり)、漁業の収益安定と技術習得・保存を目的とする漁業体験アクティビティーを提案する久保奈都子さん(はまのなりわい)、田人地区の古民家を活用した婚活事業や地域農産物を活用した六次化商品を計画する紺野琴水さん(一凛の花)、看護師が同乗する民間救急サービスを提案する徳田裕子さん、空き家をさまざまな施設にリノベーションし地域一帯を宿泊施設にと提案する三上健士さん(Guesthouse&kitchen Hace」。

 当日は一人15分間プレゼンする。いわき商工会議所やいわき経済同友会、市産業チャレンジ課、日本政策金融公庫、ひまわり信用金庫、いわき信用組合の担当者ら審査委員8人が経営理念やアイデア、実現・継続性、経済波及効果、人間力の観点で採点する。賞金(創業応援出資金)としてグランプリに100万円、準グランプリに50万円、優秀者に10万円を実際に創業したことが確認できた時点でそれぞれ贈呈する。

 一般観覧者の定員は先着70人。観覧希望者は所定の申し込み用紙に所属、役職、参加者の氏名、電話番号、メールアドレスなど必要事項を記入して同商工会議所にファクスで申し込む。問い合わせは同商工会議所へ。

(いわき版)