日本旅行、環境配慮の旅行商品「GREEN JOURNEY」発売。第1弾は阿蘇と伊勢志摩、CO2削減と地域貢献目指す

AI要約

日本旅行は、環境に配慮したツアー「GREEN JOURNEY」を開始。14社が連携し、環境省・東北大学とも協力。

ツアーではCO2排出削減を目指し、地元食材や産業に参加するプランも提供。地域への貢献も重視。

「GREEN JOURNEY熊本阿蘇」「伊勢志摩」の2プランを発売。添乗員なしで自由に行程設定可能。

日本旅行、環境配慮の旅行商品「GREEN JOURNEY」発売。第1弾は阿蘇と伊勢志摩、CO2削減と地域貢献目指す

 日本旅行は、旅行商品「GREEN JOURNEY」の販売を開始した。

 日本旅行や日産自動車、JRグループなど14社が環境省・東北大学と連携して「グリーンジャーニー推進委員会」を立ち上げたことが背景となっている。同委員会は、環境配慮をうたうツアーが日本で一般化しない原因を「旅行が本来持つ楽しさが欠けていること」ととらえ、「環境にやさしく、地域はうれしく、自分たちはとことん楽しい旅」を推進する。

「GREEN JOURNEY」では移動手段や宿泊施設を環境に配慮したものとし、実数としてのCO2排出量削減を目指す。オプションプランとして、地元食材を使った食事や、地元産業に参加する「CONNECT PROGRAM」も提供しており、旅行を通して地域に貢献することも趣旨のひとつとなる。エリアの宿泊・観光施設や飲食店などではLINEを活用したデジタルスタンプラリーを実施しており、スタンプを集めると抽選でプレゼントももらえる。

 今回発売するのは、2泊3日の「GREEN JOURNEY熊本阿蘇」と1泊2日の「伊勢志摩」の2プラン。9月27日出発分から設定しており、価格は「熊本阿蘇」が3万6700円~(博多発)、「伊勢志摩」が2万5200円~(名古屋発)。どちらも添乗員の同行しないプランとなっており、オプションの有無を含め利用者自らが行程を設定する。申し込みは店舗またはWebサイトの専用フォームから受け付けているが、「CONNECT PROGRAM」の詳細は今後発表するとしている。

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