【ガーデニング】植えてはいけない常緑グランドカバー?「ぐんぐん育ち過ぎる植物」要注意4選

AI要約

暑い季節になり、熱中症の危険性が高まる中、お庭の荒れ防止のためにグランドカバーを植えることを考える人もいます。

しかし、一部のグランドカバーは過剰に繁殖し、手入れが困難になる可能性があるため注意が必要です。

アイビー(ヘデラ)などの植物は美しく育つが、気根の付着や再生能力があり、管理が難しいため注意が必要です。

【ガーデニング】植えてはいけない常緑グランドカバー?「ぐんぐん育ち過ぎる植物」要注意4選

暑さが本格的になってきました。ギラギラ照りつける陽射しの強さに、戸外での土いじりは控えよう……、と思う方も多いでしょう。確かにこの暑さ。無防備に外に出てしまうと熱中症の危険性もあります。草むしりなども最低限で済ませたいところ。

とはいえ、せっかくのお庭をほったらかしにして荒れ放題になるのは避けたいですよね。それならば、と雑草対策にグランドカバーを植えようと考えるかもしれません。

でもちょっと待って!  グランドカバーとして利用されている植物の中には、とにかくぐんぐん育つものも少なくないのです。「手間をかけなくても丈夫に育ってくれるならありがたい」と思うかもしれませんが、あまりに生育旺盛で後悔することになりかねません。

気づいたときには後の祭りにならないように、この記事では繁殖力が強いグランドカバーを参考価格などの情報とともに紹介しておきます。

植える前にその性質を知り、管理ができるかしっかり知っておきましょう。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

 ・アイビー(ヘデラ)

 ・ツルニチニチソウ

 ・ワイヤープランツ

 ・ヒメイワダレソウ(リッピア)

次でひとつひとつ解説していきます。雑草対策でお庭にグランドカバーをとりいれる際の参考にしてくださいね。

●観葉植物の超定番! 誰もが見たことがあるはず「アイビー(ヘデラ)」

園芸品種がバラエティ豊かなアイビー。葉の色は濃いグリーンや明るいグリーンのほか、イエローやホワイトの美しい斑が入ったものなど、たくさんの品種があります。

つる植物の特性や美しい葉の色や形を活かし、壁面緑化に利用されているのを目にしたことがあるかもしれません。

初心者でも育てやすいので、自分の家のお庭もそんなふうにオシャレにしたい! と思うその気持ち、よーくわかります。

でも、このアイビーは気根という付着根が張りついて成長するという厄介な性質があるのです。ひとたび外壁などに這わせてしまうと、思いのほか育ってしまったからといって葉をはがしてもその痕が残ってしまいます。

また、伐採しても茎からどんどん再生するので一度植えると手に負えなくなりがちです。

※参考価格:250~800円前後(3~3.5号ポット苗)