【ナチュラルガーデニング】踏みつけに強いグランドカバー6選《オシャレに程よくお庭をカバー》
グランドカバープランツは庭をナチュラルな雰囲気に変えてくれる植物で、踏みつけに強い種類もある。
グランドカバープランツの選び方や管理方法を紹介し、注意点も述べた。
クリーピングタイム、リシマキア・ミッドナイトサン、ワイヤープランツ、ディコンドラ、ノンフラワーカモミール、アジュガなど踏みつけに強いグランドカバープランツの一部を紹介した。
地面をほどよくカバーし、庭をナチュラルな雰囲気に変えてくれるのがグランドカバープランツ。
人が頻繁に出入りする場所にグランドカバープランツを植えたい場合は、踏みつけに強いグランドカバープランツを選ぶ必要があります。
そこで今回は、踏みつけに強い、オシャレなグランドカバープランツを参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。
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・クリーピングタイム
・リシマキア・ミッドナイトサン
・ワイヤープランツ
・ディコンドラ
・ノンフラワーカモミール
・アジュガ
●増えすぎる場合がある
いったん植えると旺盛に生長して広がっていくのがグランドカバープランツの特徴ですが、思わぬ場所まで広がってしまう点は注意したいポイントです。
隣家に侵入したり、他の植物の生長を阻害することもあり、いったん広がってしまうと引き抜いたりするのが難しい植物もあります。
グランドカバープランツは、適切に管理することが大切です。定期的に切り戻したり、場合によっては根域を制限したりしましょう。
●植物の特性や栽培環境を理解しておく
踏みつけに強い植物であっても、栽培環境や植える時期、生長具合、また踏まれる頻度や強さなどが影響して、踏みつけられるとうまく育たない場合もあります。
また、繁殖力の高いグランドカバープランツ同士を混植する場合などは、踏みつけに関係なく、いずれかがうまく育たない場合もあります。
育てる前は植物の特性を調べておき、生育中もしっかりと管理をすることが大切です。
●クリーピングタイム
クリーピングタイムは這い性のタイムで、丈夫な性質の多年草です。旺盛に生長するため、カーペットのように広がり、ピンクの花が咲くとキレイな眺めが楽しめます。タイムは香りのあるハーブなので、踏むとほのかな香りが漂います。
※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)
●リシマキア・ミッドナイトサン
リシマキアのなかでも、ほふく性のある品種はグランドカバーとしておすすめ。なかでもミッドナイトサンは銅葉が美しい品種で、草丈が低く、ある程度の踏みつけにも耐えることができる強健種です。半日陰が栽培場所に適しています。
※参考価格:400円前後(3号ポット苗)
●ワイヤープランツ
丸い小さな葉がオシャレなワイヤープランツは、グランドカバーとしても重宝する低木。細い茎を伸ばし、地面を覆うように生長します。茎が伸びて地面を覆うので、踏んでもフカフカとした感じはありません。
※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)
●ディコンドラ
ディコンドラは小さな葉が可愛らしい多年草です。とくに葉色がシルバーカラーの品種はオシャレな印象で、寄せ植えだけでなく、グランドカバーとしても重宝します。
常緑性ですが、冬は葉の色が変わったり、地上部が一部枯れてしまうこともあります。
※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
●ノンフラワーカモミール
ノンフラワーカモミールは、グランドカバーにおすすめのハーブです。花が咲きにくい品種で、這うようにして生長するので、芝生の代わりとして植えられることもあります。
丈夫な性質で踏みつけにも強く、カモミール特有の甘い香りも楽しめます。
※参考価格:400円前後(3号ポット苗)
●アジュガ
シックなカラーリーフが人気のアジュガもグランドカバー向きの植物です。密に茂れば、多少の踏みつけにも耐えて、美しい葉が地面を覆います。茎が伸びて花が咲く様子も見事なので、小道の両側などに植えるのもおすすめです。
※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
今回は、踏みつけに強いグランドカバープランツについて紹介しました。
グランドカバープランツは種からでも育てることができ、その場合はキレイに一面を覆うまで数年かかる場合もあります。
時間がかかることもありますが、足元にグリーンが茂るとナチュラルな雰囲気が増し、庭が見違えるように美しくなります。
花が咲くグランドカバープランツもあるので、ぜひ上手に育てて楽しんでくださいね。