まるで風鈴 フウリンブッソウゲ、空き家の屋敷囲いでユラユラ 沖縄・名護市

AI要約

フウリンブッソウゲ(アオイ科)が名護市仲尾の空き家の屋敷囲いで赤い花を咲かせている。

フウリンブッソウゲは5枚の花弁が下向きに咲き、反り返っている特徴があり、風に揺れると風鈴のような姿を見せる。

ケニアやタンザニアなど熱帯アフリカに自生するハイビスカスの1種で、大きな花を咲かせるハイビスカスとは異なり、フウリンブッソウゲは長い期間花を付ける。

まるで風鈴 フウリンブッソウゲ、空き家の屋敷囲いでユラユラ 沖縄・名護市

 【名護】5枚の花弁が下向きに咲き、反り返っているのが特徴のフウリンブッソウゲ(アオイ科)が名護市仲尾の空き家の屋敷囲いで赤い花をぶら下げているのが11日、観察できた。花の直径はおよそ5センチ。雄しべの長さは約10センチ。風に揺れると姿が風鈴に似ていることから名付けられた。

 ブッソウゲは和名で、英語ではハイビスカス。英名はジャパニーズランタンで灯籠やちょうちんを意味する。方言ではアカバナー。

 ケニアやタンザニアなど熱帯アフリカに自生するハイビスカスの1種。大きな花を咲かせるハイビスカスは1日で落花するが、フウリンブッソウゲは長い期間花を付ける。(玉城学通信員)