猛暑の夏ガーデンに重宝!暑さに強い多年草3選《夏ガーデンに映える涼やかな花たち》

AI要約

夏本番を迎える植物について紹介。真夏でも美しい花を咲かせる多年草を選定。

ブルーサルビア、モナルダ、ガウラなど、暑さに強く涼しげな植物を紹介。

植物の管理方法や環境への配慮も必要。水やりや通気性確保などのポイントを解説。

猛暑の夏ガーデンに重宝!暑さに強い多年草3選《夏ガーデンに映える涼やかな花たち》

梅雨が明けるといよいよ夏本番。人だけでなく植物にとっても過ごしにくい季節になりますが、猛暑に負けず元気に咲く植物は意外に多いものです。

なかでも、見た目に涼しい植物は夏ガーデンに重宝すべき存在。

そこで今回は、真夏の空に涼やかに映える多年草を参考価格などの情報とともに紹介します。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

 ・ブルーサルビア

 ・モナルダ

 ・ガウラ

上手に育てれば毎年開花する植物をセレクトしました。お気に入りを見つけて、ぜひこの夏のお庭にお迎えしてみてください! 

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●ブルーサルビア

 ・学名:Salvia farinacea

 ・属名:シソ科サルビア属

 ・植付時期:5月~7月頃ごろ

 ・開花時期:5月~11月ごろ

サルビアには多くの品種がありますが、なかでもブルーサルビアは暑さに強くガーデニング初心者でも育てやすい品種。風に揺れる花穂が涼しげな雰囲気をつくってくれますよ。

「ブルー」という名前がついていますが、爽やかな白い花を咲かせる種類もありますので庭の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめ。

耐寒性が弱いので、花が終わったら地際で切り詰めて春までマルチングしておきましょう。

※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

●モナルダ

 ・学名:Monarda

 ・属名:シソ科 / ヤグルマハッカ属(モナルダ属)

 ・植付時期:春または秋

 ・開花時期:6月~9月ごろ

真夏でも元気に花火のような花を咲かせるモナルダ。花色はいくつかありますが、白やうす紫の花を選ぶと涼しげな印象です。

花は香りもよく、切り花やドライフラワーにして楽しむこともできますよ。病虫害予防のため、枝葉が密生したら切り戻しましょう。

一年草の品種もあるので、確認してから購入してください。

※参考価格:400~900円前後(3~3.5号ポット苗)

●ガウラ(ハクチョウソウ)

 ・学名:Gaura lindheimeri

 ・属名:アカバナ科 / ヤマモモソウ属(ガウラ属)※諸説あり

 ・植付時期:4月~6月ごろ

 ・開花時期:5月~11月ごろ

長い花茎が風でしなやかに揺れ、白い蝶が飛んでいるように見えることから、ハクチョウソウとも呼ばれるガウラ。

花期が初夏から晩秋までと長く、真夏も休まず爽やかな花を咲かせます。赤やピンクの花色もありますが、白がダントツで涼やかな印象です。

花が咲き終わった花茎を地際から切ると新しい花茎が伸びやすくなり、たくさんの花が楽しめます。

※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)

夏の暑さに強い植物にはさまざまな種類がありますが、近年は全国的に猛暑日の数が増えており、人間だけでなく植物にとっても過酷な環境下にあります。

早朝と夕暮れ時1日2回の水やりを基本とし、花ガラを早めに取り除いたり、枝葉をすいたりなど通気性の確保に努めましょう。

来年も元気に花を咲かせてくれるよう、上手に管理し楽しみながら育ててくださいね。