この夏つくってみたい《観葉植物の寄せ植え》おすすめの組み合わせ3つ【夏の爽やかインドアガーデニング】

AI要約

観葉植物を寄せ植えにすると華やかさが増し、存在感もアップします。

同じ性質を持つ植物を組み合わせることで枯れる心配が少なくなります。

寄せ植えは適切なお世話を行い、必要に応じて植え替えることが大切です。

この夏つくってみたい《観葉植物の寄せ植え》おすすめの組み合わせ3つ【夏の爽やかインドアガーデニング】

暑い夏は室内で観葉植物を育てて、涼やかに過ごすのがおすすめ。観葉植物は単体で育てることが多いのですが、この夏は寄せ植えにチャレンジしてみませんか。

観葉植物は寄せ植えにすると華やかさが増し、存在感もアップします。同じグリーン系の植物を組み合わせるので、お互いが引き立て合い、より涼やかな雰囲気も楽しめます。

そこで今回は観葉植物の寄せ植えについて、相性のよい、おすすめの組み合わせを参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

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観葉植物の種類によっては、その植物の葉色や枝ぶりが日光の多寡によって変化する場合があります。

たとえば、日光が不足すると葉の模様がキレイに出なかったり、茎や幹が間延びしてヒョロヒョロとした株になることも。

美しい葉やどっしりとした株に育てるためにも、観葉植物を寄せ植えにするときは、同じ性質を持つ植物を植えるようにしましょう。

似たような性質をもつ植物同士であれば、組み合わせても枯れる心配が少なくなります。

●【パターン1】ポトス&プテリス

おなじみの観葉植物「ポトス」に、涼やかな「プテリス」を加えた組み合わせです。

プテリスはシダ植物の仲間で、緩やかに波打つ葉が涼し気な観葉植物です。柔らかな葉と細い茎も特徴的で、日陰でも育てられます。

ポトスと組み合わせるなら、どちらか一方を斑入りの品種にすると、全体の雰囲気が落ちついて、まとまりやすくなります。プテリスはポトスの後方に配置するとよいでしょう。ポトスは手前にして枝垂れるようにすると涼やかです。

つる性植物のポトスは育てやすい植物で、耐陰性もあります。プテリスと寄せ植えにしたら、直射日光を避けた、明るい場所で育てましょう。

※参考価格:600円前後(ポトス、3号ポット苗)、700円前後(プテリス、3号ポット苗)

●【パターン2】トラデスカンチア&シュガーバイン

トラデスカンチアは筋の入った葉が涼し気な観葉植物です。

葉色がユニークで、特にパープルやピンクが葉に混じる品種はシックな印象です。できるだけ深い色合いが入る品種を選んで、葉色が濃いシュガーバインと組み合わせてみましょう。

つる性植物のシュガーバインは、艶やかなグリーンの葉がオシャレな観葉植物です。トラデスカンチアと同じく、枝垂れるように生長するので、寄せ植えにしたら吊るして飾ってみるのもおすすめです。

直射日光の当たらない明るい日陰が栽培場所に適しています。

※参考価格:400~600円前後(トラデスカンチア、3号ポット苗)、500円前後(シュガーバイン、3号ポット苗)

●【パターン3】カラジウム&ペペロミア

熱帯原産のカラジウムはトロピカルな雰囲気が夏らしい多年草です。葉の模様が独特で個性的ですが、他の植物とも組み合わせやすい観葉植物です。

レッドやグリーンの葉色もオシャレですが、注目は「ホワイトクリスマス」「ムーンライト」など、葉がホワイトの品種です。涼やかな雰囲気なので、夏のインテリアにもぴったりです。

ホワイトのカラジウムに合わせたいのは、茎が枝垂れるように伸びるペペロミア。小さな葉が可愛らしい品種を選んで、枝垂れるように鉢の縁側に植えてみます。

多肉質のペペロミアは日当たりを好むので、カラジウムとも組み合わせやすいでしょう。ただし、両方とも急激な変化を嫌うので、環境には徐々に慣らしていく必要があります。

※参考価格:800円前後(カラジウム、3号ポット苗)、800円前後(ペペロミア、3号ポット苗)

今回は、観葉植物の寄せ植えについて、相性のよい、おすすめの組み合わせを紹介しました。

適切なお世話を行えば、それぞれの植物は徐々に大きくなります。生長にともない、鉢から根がはみ出してきたり、水が浸透しにくくなったら、寄せ植えは解体して植え替えるようにしましょう。

また、一方が元気で、片方が元気がない場合も同様です。しばらく様子を見て改善が見られない場合は、それぞれをひと鉢ずつに分けて養生させるのもひとつの方法です。