国家公務員で「年収600万円」の人と結婚しますが、高収入でも“激務”なのでしょうか? 私も「年収400万円」で働いているので、家事など分担できるか不安です…

AI要約

国家公務員と結婚する際の経済面や家事分担についての懸念について解説。

共働き夫婦の家事分担に関するアンケート結果を紹介。

国家公務員の激務度や平均年収、家計への影響についてのデータに基づく考察。

国家公務員で「年収600万円」の人と結婚しますが、高収入でも“激務”なのでしょうか? 私も「年収400万円」で働いているので、家事など分担できるか不安です…

年収600万円稼いでいる国家公務員と結婚するとなると、経済面では心配ないと思いつつも多忙なイメージが強く、いざ結婚生活を営むとなると家事を平等に分担できるのかと心配になる人もいるかもしれません。

そこで本記事では「国家公務員が激務なのか」を解説するとともに、家事をうまく分担する方法についても説明します。

共働きの夫婦では、家事をどの程度の割合で分担しているのか気になる人もいるでしょう。三井住友カードが運営するメディア「Like U」が共働きの男女400人にアンケートしたところ、現状の家事分担の比率について、夫婦それぞれは次のように回答しています。

・妻の回答第1位 夫1:妻9

・夫の回答第1位 夫3:妻7

調査では、半数の妻が「夫の家事分担割合は2割以下」と回答している一方で、4割近くの夫は「自分は全体の3割以上は家事分担をしている」と答えています。妻も夫もそれぞれ家事を一定以上していると考えており、両者の捉え方に差が生じているといえます。

国家公務員は「激務」といえるのでしょうか。国家公務員の超過勤務時間のデータを参考に見ていきましょう。人事院の調べでは令和4年1~12月の間、国家公務員の残業時間の年間平均は220時間という結果になりました。

厚生労働省の毎月勤労統計調査(速報値)によると、令和4年の一般労働者の所定外労働時間は月間で13.7時間となっており、年間換算で164.4時間となります。この数字と比較すると、国家公務員は残業数が多く激務だといえるかもしれません。

ただし、人事院の令和5年国家公務員給与等実態調査の結果によると、国家公務員の平均年収は20代が約412万円、30代が約544万円、50代になると約858万円となっています。

結婚相手の年収が600万円で、2人あわせて1000万円の収入があるのであれば、平均的な家庭よりも家計への心配は少ないかもしれません。そのため、多少お金がかかっても家事を外注したり、便利な時短家電に頼ったりといった選択も良いでしょう。