ストレスを強く感じているときに痩せるのはムリ!? 痩せたいのに痩せられない「5つの思考」と解決策

AI要約

ダイエットをしても体重が減らない場合、心理的な抵抗が引き起こされている可能性がある。

0か100思考や他者との比較、ネガティブなボディイメージ、ストレスや変化への恐怖など、ダイエット時のよくない思考回路を改善する必要がある。

自己肯定感を高め、ストレスへのアプローチを変えることで、健康的なダイエットへの道が開ける。

ストレスを強く感じているときに痩せるのはムリ!? 痩せたいのに痩せられない「5つの思考」と解決策

「あらゆるダイエット、カロリー計算、運動をしても体重が減らない、痩せない場合は、心理的な抵抗が引き起こされている可能性があります。誰もが理想の体型、数値にしたいと表面的には思いますが、過去に成功しなかった経験があったり、いつも失敗するという自己暗示のような否定的な考えを持っていると、表面的には変わりたいと言いつつも、実際に行動変化を起こすことをストップさせる可能性があります」とヘルスコーチのAYUMIさん。今回は、ダイエットのときによくない思考回路と、その解決策についておしえてもらった。

▼AYUMI/米国認定ホリスティックコーチ

NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。

1.0か100思考

「痩せよう! と決意した瞬間から、すぐに結果が出ないと諦めてしまうような0か100思考を持っている場合、結果だけに焦点を当てているので、すぐに思った通りの結果が出ないことへガッカリし、行動をやめ、諦めてしまいます。そしてそれを失敗、挫折、と思い、何度かこのようなパターンを繰り返すことで、『自分はいつもうまくいかない、結果が出ない』という思考回路になります」

2.モチベーションを上げようとして理想の体を見る

「どんな時も“本当に”あなたのモチベーションになっているなら、理想の体を見て自分もそうなろうと努力することは良いことです。しかし問題なのは、その人と自分を比較し始めることです。他の人の体型や体重、食べているものはその人に効果のあるもので、あなたとは違う可能性があります。他者を見ることはやる気を起こさせていいことのように見えるかもしれませんが、そこに比較がはじまると、劣等感や否定的な感情が生み出されます。体には代謝能力や環境、年齢、など食べること、運動すること以外に他の要因が含まれていることを忘れないで」

3.ネガティブなネガティブなボディイメージ

「ネガティブなボディイメージ、コンプレックスを持っていることが、痩せることへの心理的妨げになっていることもあります。自分の体を恥ずかしく思い、容姿に対する批判をし続けると、極端なダイエットや食事制限、過剰な運動など、自分にプレッシャーを与えることが強くなります。強いプレッシャーは長期的に行うことを妨げ、挫折しやすくさせます」

4. ストレスが強い時に変わろうとする

「忙しい日々を送っていたり、やりたいことではなく、やるべきことに追われている生活を送っている時、ストレスから一時的に逃げる方法として食べ物を使うことはよくあることです。一人の時間がない、自分を表現できていないことへのストレスから感情的に心を癒す食事としてカロリーや脂質の多い食べ物を食べたり、お菓子、アルコールを摂取したくなります。このような場合、食べ物、運動だけではない根本のストレスになっている事に対するアプローチが必要となります」

5. 変わることへの恐怖

「意外に思うかもしれませんが、潜在的に“変わることが怖い”と感じていることがあります。変わりたいという願望と、将来の未知なる恐怖から葛藤が生まれ、痩せたいと言いつつも、実は痩せたくない、という混乱した心理を生み出します。うまくいくこと、成功することを受け入れられない、変化する恐れ、うまくいってもそれを維持し続けられるか心配、という心理から、このままでいた方が安全だと思っている場合があります」