毎日「ジム通い」している専業主婦のママ友。旦那さんは「消防士」なのですが、どのくらいの収入があるのでしょうか?

AI要約

消防官の平均年収は一般労働者よりも低いことが分かる。

ジムの種類によって年間費用が異なる。

公営ジムは一般的に低価格で利用できるが、都度払い制のところも多い。

毎日「ジム通い」している専業主婦のママ友。旦那さんは「消防士」なのですが、どのくらいの収入があるのでしょうか?

消防官は給料が高いというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。例えば、夫を消防官にもつ専業主婦の妻がいて、毎日ジムに通っているくらい生活に余裕があるとしたら、年収はどのくらいなのか、疑問に感じる方もいるでしょう。

そこで本記事では、消防官の年収と平均年収の比較を行いました。また、今回のケースのように消防官の手取り年収に対するジムの年間費用の割合も紹介しますので、興味のある方はぜひご覧ください。

厚生労働省の「職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag」によると、消防官の平均年収は350万2000円です。

一方、厚生労働省の「令和5年度賃金構造基本統計調査」よると、従業員10名以上の企業に勤める一般労働者の平均月収は34万6700円、年間平均賞与などは90万9000円です。「平均月収×12ヶ月+平均賞与など」を予想平均年収とすると、506万9400円になります。

以上より、消防官の平均年収は平均的な労働者の年収を156万7400円下回っていることが分かります。ただし、今回提示した消防官の年収はあくまで平均です。実際は役職や年齢などによって異なる点にご注意ください。

ジムの費用は店舗の種類によっても異なります。そこで本記事では、ジムを以下の4種類に分類し、それぞれの年間費用相場を解説します。

・会員制スポーツジム:会員制のスポーツジム。プールやスタジオなどが併設されている店舗もある。

・24時間ジム:24時間利用できるジム。店舗によっては、スタッフ不在の時間帯がある。

・公営ジム:自治体が運営しているジム。

・パーソナルトレーニングジム:パーソナルトレーナーからマンツーマン指導を受けられるジム。

それぞれのジムの年間費用について調査したところ、相場は表1の通りです。

表1

※筆者作成

金額が最も低いのは24時間ジムと会員制スポーツジムの3万6000円のケース、最も高いのはパーソナルトレーニングジムの120万円のケースです。

なお、表1では24時間ジムや会員制スポーツジムよりも割高となっている公営ジムですが、一般的には低価格で利用できるジムとして知られています。ただし、公営ジムは都度払い制を採用しているところが多い傾向にあるようです。そのため、公営ジムを毎日利用する場合は、月額制の店舗よりも費用が高くなる可能性があります。