地元のお祭りに参加するために「5000円のご祝儀」を包んで行くよう言われました。ご祝儀に決まりはあるのでしょうか?

AI要約

お祭りでのご祝儀についての解説。金額は自由だが、地域によっては暗黙のルールや最低金額が設けられていることもある。

ご祝儀を出さなかった場合には近所の視線や両親の地域での暮らしづらさが気になる可能性もある。

5000円という金額は決して少ないものであり、事前に相談し金額を調整する方法も考えられる。

地元のお祭りに参加するために「5000円のご祝儀」を包んで行くよう言われました。ご祝儀に決まりはあるのでしょうか?

日本全国各地にはさまざまなお祭りがあります。全国的に知られた有名なお祭りだけでなく、地域に根ざしたものも豊富にあり、お住まいの地域によっては参加を求められることもあるでしょう。

しかし、お祭りに参加する際に気になるのがお金のことです。今回の事例のように、お祭りへ参加する際、地域によっては「ご祝儀」を求められることがあります。

今回はお祭りのご祝儀について解説していきます。

結論からいうと、お祭りで出すご祝儀は強制ではなく、金額も明確に定められていません。ご祝儀の相場は金額の幅が広く、1000円という場合もあれば1万円という場合もあります。そのため、「一般的には〇〇円」と断定することは難しいでしょう。

■地域によっては「半ば強制」のところもある

ご祝儀は本来強制ではなく、金額も自由です。しかし、地域によっては暗黙のルールや最低金額が設けられていることもあります。「金額は自由でよい」と言われていたにもかかわらず、「実は地域で毎年金額は1万円と決められている」と後で判明するケースもあるようです。

ここでは、お祭りにおいてご祝儀を出さなかった場合に想定される2つのケースを紹介します。

■近所の視線が気になる

ご祝儀を出すようお願いされているにもかかわらず、当日持参しない場合には、近所の人の目が気になるかもしれません。直接的に言われなくとも「あの人はご祝儀を出さなかった」などとネガティブなイメージを持たれる可能性があるでしょう。

■両親が地域で暮らしづらくなる可能性も

普段は実家を離れて暮らしていて、地元の行事に当日のみ参加した場合、ご祝儀を出さなくても自分自身が大きなトラブルに見舞われることはないでしょう。しかし、その地域に住む両親へのイメージダウンにつながる恐れがあり、両親が周囲の人からネガティブな印象を持たれるかもしれません。

5000円という金額は、決して少ないとはいえません。ご祝儀を出すことによって生活が困難になるといった場合は、事前に町内会長やお祭りを取り仕切る方に相談し、金額を調整する方法も検討しましょう。