伊藤瞳アナ「東北絆まつり」での「わっしょい!」の掛け声に絆を感じました…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

AI要約

仙台で開催された「東北絆まつり」の様子と地元の祭りへの思いを紹介。

イベントでは東北を代表する6つの祭りが集結し、大勢の人で賑わいました。

福島の「わらじ音頭」を踊る中継や、東北の祭りへの熱い思いが語られました。

伊藤瞳アナ「東北絆まつり」での「わっしょい!」の掛け声に絆を感じました…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

 今月8、9日、7年ぶりに仙台で開催された「東北絆まつり」。私は担当番組の「あらあらかしこ」(毎週土曜日午前10時25分から生放送)で、会場の一つである西公園から中継でお伝えしました。「東北絆まつり」は、2011年に東日本大震災からの復興を願って始まった「東北六魂祭」の後継イベント。東北を代表する6つの祭りが、宮城に集結しました。

 西公園には「青森ねぶた祭」の「ねぶた」や「福島わらじまつり」の「大わらじ」が展示されたり、ステージで踊りが披露されたりと見所満載。大変にぎわっていました。

 中継では、福島の「わらじ音頭」を踊り手の皆さんと一緒に踊らせていただきました。比較的覚えやすい振り付けなので親しみを持って楽しく踊れましたし、何より踊りながら発する「わっしょい! わっしょい!」という熱い掛け声が最高です。見ている来場者も一緒に「わっしょい!」と言いながら、その場が一体となり「絆」で結ばれる魅力を感じました。

 父が山形、母が宮城出身なので、私自身も幼い頃から東北の夏祭りを通した「東北魂」が心の中に深く刻まれています。夏休みになれば「仙台七夕まつり」に行って鮮やかな吹き流しに感激。山形では「ヤッショ、マカショ」と「花笠音頭」を踊り、地元の新聞にも掲載された思い出もあります。暑くなってきた季節には、東北の祭りに血がたぎるような熱い高揚感を感じてきました。

 今回の「絆まつり」は2日間で約57万人が訪れたということで、それだけの人が「東北の夏」を求めているということ。来年以降も、東北6県の強い「絆」と熱い「魂」を感じられることを楽しみにしています。