ブルーオリジンのドローン船名はなぜ「ジャックリン」?–ロケット第1段が再着陸

AI要約

米Blue Originの次世代ロケット「New Glenn」の初飛行に向け、無人のドローン船「Jacklyn」がポートカナベラルに到着。

初打ち上げではNASAの探査機を火星に打ち上げる予定で、10月13日に実施予定。

New Glennの打ち上げでは、Jacklynに再着陸させる計画で、修理を迅速に行う海上着陸プラットフォーム。建造はルーマニアで行われ、Jeff Bezos氏の母親にちなんで名付けられた。

ブルーオリジンのドローン船名はなぜ「ジャックリン」?–ロケット第1段が再着陸

米Blue Originの次世代ロケット「New Glenn」の初飛行に向け、無人のドローン船「Jacklyn」が米国時間9月4日に米フロリダ州ポートカナベラルに到着した。

 フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から実施されるNew Glennの初打ち上げでは、米航空宇宙局(NASA)の2機の探査機「ESCAPADE」を火星に打ち上げる。打ち上げは10月13日が予定されている。

 New Glennの打ち上げでは、ロケット第1段(ブースター)をJacklynに再着陸させる計画だ。「この海上着陸プラットフォームは、New Glennのブースターが何度も帰還し、次の飛行に備えて素早く修理する場所となる」と、Blue OriginはX(旧:Twitter)に投稿している。

 長さ116m×幅46mのJacklynは、Blue Originの創業者ことJeff Bezos氏の母親にちなんで名付けられた(正式名称は「Landing Platform Vessel #1」)。ルーマニアで建造、先月に仏ブレストで船体が完成した。