# 探査機

米下院、NASAに小惑星「アポフィス」探査で民間との連携を要請
10時間前

米下院、NASAに小惑星「アポフィス」探査で民間との連携を要請

米連邦議会下院は米国時間7月8日、米航空宇宙局(NASA)に対して産業界と連携した小惑星ミッションと、軌道を周回する宇宙ゴミ(スペースデブリ)調査ミッションの作業を開始するよう指示した。海外メディアのSpaceNewsが報じている。 下院の歳出委員会は、商務・司法・科学(CJS)

小惑星りゅうぐうに水、証拠発見 砂分析、化学物質計84種も
23時間前

小惑星りゅうぐうに水、証拠発見 砂分析、化学物質計84種も

 探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうで採取した砂などの試料を分析し、かつて水に満ちていた証拠を見つけたと、海洋研究開発機構(海洋機構、神奈川県)などのチームが10日付の英科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に発表した。アミノ酸のもとになる「ピルビン酸」など計84種の化学物質を確認。海や生命

火星の小さな穴、有人探査の大きな鍵となる可能性 生命存在の期待も
2024.07.08

火星の小さな穴、有人探査の大きな鍵となる可能性 生命存在の期待も

火星の表面にある小さな穴の画像が、ソーシャルメディアで広く拡散されている。この穴は、未来の宇宙飛行士を保護するシェルターとなる可能性だけでなく、先が洞窟に通じていて、その中に地球外生命が存在する可能性も示唆されている。■画像の出所「小さな穴」と題されたこの画像は、2

月探査機SLIM復活せず。必要なデータは取得済みで今後の方針は未定
2024.07.05

月探査機SLIM復活せず。必要なデータは取得済みで今後の方針は未定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面探査機「SLIM」公式Xアカウントは6月27日、SLIMに対して越夜後の再通信を試みたが、同機からの返信を得られなかったことを明らかにした。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面探査機「SLIM」公式Xアカウントは6月27日、SLIMに対し

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測
2024.07.04

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測

木星の衛星イオはガニメデやカリストほど大きくはありませんが、火山活動が活発な天体です。NASAの木星探査機ジュノーは昨年、そんな衛星を赤外線観測機器で観測。その時のデータから、イオの溶岩湖と火山活動についてわかったことが論文にまとめられ、先月末に発表されました。イオ

【今日は何の日:7月4日】1967年、東京の港区・千代田区・中央区の最都心部3区を走る道路が完成。東京五輪を目指して首都のインフラ整備が進んだけれど、これは五輪の3年後だった
2024.07.04

【今日は何の日:7月4日】1967年、東京の港区・千代田区・中央区の最都心部3区を走る道路が完成。東京五輪を目指して首都のインフラ整備が進んだけれど、これは五輪の3年後だった

1965(昭和40)年 吉展ちゃん誘拐事件の犯人・小原保を警視庁が逮捕。東京都台東区の建築業者の長男の村越吉展ちゃん(4歳)が63年3月31日に誘拐され、2日後に被害者宅に身代金50万円を要求する電話が入った。被害者の命を守るため、日本で初めて報道協定が結ばれたが、吉展ちゃんは誘拐直後に殺害さ

探査機SLIM、運用終了へ 1月に月着陸、越夜も3回成功
2024.06.27

探査機SLIM、運用終了へ 1月に月着陸、越夜も3回成功

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、1月に月面着陸した探査機「SLIM(スリム)」との通信再開を21~27日に試みたが、電波を確認できなかったと発表した。5月に試みた際も復旧できなかったため「今後も通信できる可能性は低い」としている。想定を超えて約5カ月間に及んだ運用を終える見通し。<

月面探査機SLIM、4度目の復活を断念「今後も可能性は低い」
2024.06.27

月面探査機SLIM、4度目の復活を断念「今後も可能性は低い」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、1月に月面着陸した月探査機SLIM(スリム)との通信再開を断念したと発表した。約2週間続く零下170度の極寒の夜を生き延びる「越夜」を3回達成してきた。 SLIMに搭載した機器が壊れた可能性があり、JAXAは「今後SLIMと通信できる可

中国の無人探査機「嫦娥6号」、月の裏側サンプル採取を終え帰還
2024.06.26

中国の無人探査機「嫦娥6号」、月の裏側サンプル採取を終え帰還

 人類史上初めて月の裏側からのサンプル採取を終えた中国の無人探査機「嫦娥6号」が、地球に帰還しました。 中国国家宇宙局は、サンプルを収めた「嫦娥6号」のカプセルが、日本時間25日の午後3時すぎに、中国北部にある内モンゴル自治区の指定された場所に着陸しミッションは成功したと発表しま

宇宙資源開発で先行も ハイテク強化狙う 中国月面探査
2024.06.26

宇宙資源開発で先行も ハイテク強化狙う 中国月面探査

 【北京時事】月の裏側で土壌を採取した中国の無人探査機「嫦娥6号」が地球に帰還した。 月の土壌は米国と旧ソ連も採取しているが、裏側からは世界初。中国は得られた知見を国有企業などと共有し、科学技術の振興やハイテク産業の強化につなげる構えだ。宇宙資源開発で先行することを目指す。

中国の無人探査機「嫦娥6号」月の裏側サンプル採取し地球に帰還 確認されれば世界初
2024.06.25

中国の無人探査機「嫦娥6号」月の裏側サンプル採取し地球に帰還 確認されれば世界初

人類史上、初めて月の裏側からのサンプル採取を終えた中国の無人探査機「嫦娥6号」が地球に帰還しました。 中国国家宇宙局はサンプルを収めた嫦娥6号のカプセルが日本時間の25日午後3時すぎに中国北部にある内モンゴル自治区の指定された場所に着陸し、ミッションは成功したと発表しました。

嫦娥6号の任務成功と中国
2024.06.25

嫦娥6号の任務成功と中国

 【北京共同】中国国営通信新華社は25日、無人月面探査機「嫦娥6号」の任務が成功し、世界で初めて月の裏側の試料(サンプル)を地球に持ち帰ったと伝えた。

中国の無人探査機「嫦娥」が帰還、月の裏側の土壌持ち帰りに成功
2024.06.25

中国の無人探査機「嫦娥」が帰還、月の裏側の土壌持ち帰りに成功

 【瀋陽=出水翔太朗】中国中央テレビは25日、月の裏側で土壌採取に成功した中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)6号」が同日、中国の内モンゴル自治区に帰還したと報じた。月の裏側から試料を持ち帰るのは世界初で、「宇宙強国」を目標に掲げる習近平(シージンピン)政権にとって新たな成果となった。

【速報】中国が世界初 月の裏側の土サンプル採取し地球に帰還 無人探査機「嫦娥6号」
2024.06.25

【速報】中国が世界初 月の裏側の土サンプル採取し地球に帰還 無人探査機「嫦娥6号」

世界で初めて、月の裏側での土のサンプル採取に成功した中国の無人探査機「嫦娥6号」が、さきほど日本時間午後3時すぎ、地球への帰還を果たしました。これまでも、月の表側からの土のサンプル採取にはアメリカ、中国、旧ソ連の3か国が成功していましたが、月の裏側から土のサンプルを採取して地球へ

NASAが火星サンプルリターンミッションの手法研究で7社の企業を選定
2024.06.24

NASAが火星サンプルリターンミッションの手法研究で7社の企業を選定

アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年6月7日付で、欧州宇宙機関(ESA)と共同で進めている火星サンプルリターンミッションについて、火星で採取したサンプルを地球へ持ち帰る低コストかつ迅速な手法の提案を2024年4月に募集した結果、回答した民間企業のなかから7社を選定したと発表しました。【最

学生たちが火星探査機を開発 日本チーム初の世界大会へ「やっと認められた」 アメリカで直面した現実と新たな目標
2024.06.21

学生たちが火星探査機を開発 日本チーム初の世界大会へ「やっと認められた」 アメリカで直面した現実と新たな目標

学生による火星探査機開発チーム「ARES Project」(アレスプロジェクト)が、アメリカで行われた火星探査機の開発を競う世界大会に日本から初めての出場を果たした。4日間にわたった大会では、想像を上回る厳しい環境で探査機の性能が試された。アクシデントが相次ぐ中、日本の若者たちは最後まで戦い、

「ボイジャー1号」、完全復活–すべての科学機器がデータ送信を開始
2024.06.17

「ボイジャー1号」、完全復活–すべての科学機器がデータ送信を開始

米航空宇宙局(NASA)の探査機「Voyager 1」(ボイジャー1号)のすべての科学機器からのデータ送信が再開されたことがジェット推進研究所(JPL)から発表された。 1977年9月に打ち上げられたVoyager 1は、2023年11月に搭載コンピューター「Flight Dat

探査機ボイジャー1号、通信復旧 7カ月ぶり、通常通りに科学観測
2024.06.15

探査機ボイジャー1号、通信復旧 7カ月ぶり、通常通りに科学観測

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は13日、探査機ボイジャー1号が7カ月ぶりに四つの観測装置全てからデータを地球に送れるようになったと発表した。昨年11月に機体の状態や観測結果が届かなくなり、科学チームが復旧を試みていた。 ボイジャー1号は1977年9月に出発、木星や土

海自ヘリ事故めぐる捜索 水深6000mまで調査可能な無人探査機投入へ 木原大臣「高い能力に期待」
2024.06.14

海自ヘリ事故めぐる捜索 水深6000mまで調査可能な無人探査機投入へ 木原大臣「高い能力に期待」

今年4月に海上自衛隊のヘリコプターが衝突して墜落した事故をめぐり、木原防衛大臣は機体などを捜索するため、無人探査機を投入すると明らかにしました。4月に伊豆諸島の東の海域で海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に衝突し、墜落した事故をめぐっては、搭乗していた1人が死亡したほか、海上自

無人探査機で墜落した海自ヘリの機体捜索へ 水深6000mまで調査可能で木原防衛相「高い能力に期待」
2024.06.14

無人探査機で墜落した海自ヘリの機体捜索へ 水深6000mまで調査可能で木原防衛相「高い能力に期待」

木原防衛相は14日の記者会見で、4月に伊豆諸島沖で起きた海上自衛隊のヘリコプター墜落事故で、海底に沈んでいるとみられる機体などの捜索に水深6000メートルまで調査可能な無人探査機が参加することを明らかにした上で、「高い能力に期待して結果を待ちたい」と述べた。海自の「SHー60K」