# 宇宙

地球に接近した2つの巨大小惑星、NASAが画像公開 1つに衛星を発見
48分前

地球に接近した2つの巨大小惑星、NASAが画像公開 1つに衛星を発見

近年、地球に接近通過した最大級の小惑星の1つを捉えた驚くべき最新画像が、米航空宇宙局(NASA)から公開された。この小惑星を回る軌道上には、1個の衛星が存在することが今回判明したという。小惑星2011 UL21(別名415029)は協定世界時(UTC)6月27日午後8時16分(日

インターステラ、上場は「ZERO打ち上げ後」めざす
51分前

インターステラ、上場は「ZERO打ち上げ後」めざす

日本の宇宙ベンチャーであるインターステラテクノロジズは7月4日、株式市場への上場について、現在開発中の小型ロケット「ZERO」の打ち上げ後をめざすとの認識を改めて示した。 ZEROは約100kgまでの小型衛星を軌道投入できるロケットで、2024年度以降の打ち上げを目指している。燃

民間人宇宙飛行「ポラリス」第1弾、7月31日に打ち上げ–史上初の宇宙遊泳も予定
3時間前

民間人宇宙飛行「ポラリス」第1弾、7月31日に打ち上げ–史上初の宇宙遊泳も予定

民間人宇宙飛行計画「Polaris Program」の第1弾ミッションである「Polaris Dawn」が米国時間7月31日に打ち上げられることが、公式X(旧Twitter)アカウントから発表された。 Polaris Dawnは、米Shift4 Paymentsの最高経営責任者(

有人月探査「アルテミス3」着陸機、1年半遅れる可能性–NASA内部分析
3時間前

有人月探査「アルテミス3」着陸機、1年半遅れる可能性–NASA内部分析

有人月探査ミッション「Artemis III」(アルテミス3号)の着陸機(ランダー)の打ち上げが少なくとも1年半遅れる可能性があると、米航空宇宙局(NASA)が独自に分析している。海外メディアのSpaceNewsが報じている。 Artemis IIIでは米国人宇宙飛行士を月面に再

超小型衛星のフォーメーションフライトで「衛星通信3.0」へ、ISTが事業報告会
4時間前

超小型衛星のフォーメーションフライトで「衛星通信3.0」へ、ISTが事業報告会

 インターステラテクノロジズ(IST)は2024年7月4日、東京都内で事業報告会を開催し、同社の新たな経営体制や新型ロケット「ZERO」の開発進捗状況、新たな取り組みとなる衛星開発事業などについて説明した。ZERO初号機の打ち上げは「早ければ2024年度内」(同社 代表取締役CEOの稲川貴大氏

なぜビッグバンの前に「インフレーション」が起きたと物理学者は考えるのか?ビッグバン理論では解決できない4つの問題
4時間前

なぜビッグバンの前に「インフレーション」が起きたと物理学者は考えるのか?ビッグバン理論では解決できない4つの問題

時空の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。いよいよ話題は「宇宙のはじまりの姿」に迫っていきます!宇宙の始まりについては「ビッグバン理

いままでの宇宙のイメージとはまったく異なる「衝撃の映像」…長野県の山中で「最新鋭の超高感度センサー」が映し出した「ダイナミックな現象」
4時間前

いままでの宇宙のイメージとはまったく異なる「衝撃の映像」…長野県の山中で「最新鋭の超高感度センサー」が映し出した「ダイナミックな現象」

「宇宙部の活動は朝日新聞にとって久しぶりに明るい話題ですからね」(朝日社員)毎年のように発行部数の減少が伝えられる新聞界で、全国紙各社が新しい事業を模索している。2024年4月、朝日新聞の公式YouTubeチャンネルAsahi Astro Live(朝日新聞宇宙部)がチャンネル登

実験機の大破から1年 下地島空港を拠点の宇宙旅行計画 2027年にも試験飛行へ 沖縄・宮古島
5時間前

実験機の大破から1年 下地島空港を拠点の宇宙旅行計画 2027年にも試験飛行へ 沖縄・宮古島

[リポート’24 宮古島発] 宮古島市の下地島空港を拠点に航空機による宇宙旅行の実現を目指す「下地島宇宙港事業」で、昨年6月28日に無人飛行実験機「PDAS-X06」(6号機)が海に落ちて大破してから1年が経過した。航空機を開発するPDエアロスペース(名古屋市、緒川修治代表)はい

銀河英雄伝説で考えるセキュリティ--将来の「帝国の双璧」が陥った罠とセキュリティ業界
5時間前

銀河英雄伝説で考えるセキュリティ--将来の「帝国の双璧」が陥った罠とセキュリティ業界

 本連載「企業セキュリティの歩き方」では、セキュリティ業界を取り巻く現状や課題、問題点をひもときながら、サイバーセキュリティのスキルを向上させていくための視点やヒントを提示する。 これまで「銀河英雄伝説」の世界観を元にサイバーセキュリティについて語って来た。前回は、中心人物ではな

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」
14時間前

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」

こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約4900万光年先の渦巻銀河「NGC 4951」です。地球からは斜めの角度で見下ろすような位置関係にあり、明るい中心部分を取り囲む雲のような渦巻腕(渦状腕)、腕に沿って分布する青色の星々やピンク色の星形成領域が捉えられています。この画像は「ハッ

銀河の中心に不死の星? ダークマターがエネルギー源に
16時間前

銀河の中心に不死の星? ダークマターがエネルギー源に

銀河の真ん中に、不老不死の秘密が。動植物の命に限りがあるように、星もいつかは死を迎える…はずですよね。でも私たちのいる銀河の中心のごく近くに、不死の星があるのかもしれない、という論文が発表されました。そして不死たりえる理由は、ダークマターにありそうだ、とも。どういうことなんでしょ

133億光年先の星団発見 最も遠方、宇宙初期に誕生
17時間前

133億光年先の星団発見 最も遠方、宇宙初期に誕生

 早稲田大や名古屋大などの研究チームは4日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、地球から133億光年離れた銀河の中に恒星の集まり(星団)を五つ発見したと発表した。これまでに見つかった中で最も遠い。約138億年前に起きたビッグバンから4億6千万年後に当たり、宇宙初期に誕生したという。

EY新日本、2024年3月期決算の監査に衛星データ活用–世界に点在する資産の現場視察を補完
18時間前

EY新日本、2024年3月期決算の監査に衛星データ活用–世界に点在する資産の現場視察を補完

監査法人のEY新日本は建設や電力、金属といった企業の2024年3月期の会計監査で衛星データを活用している。7月4日に発表した。 監査での財務諸表の適正性を保証するには、クライアント企業の事業活動状況をタイムリーに把握する必要がある。EY新日本は、衛星データの取得フローや分析手法を

これまでで最も遠い、133億光年離れた星団を捉える–「重力レンズ効果」で発見
21時間前

これまでで最も遠い、133億光年離れた星団を捉える–「重力レンズ効果」で発見

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)が、133億光年離れた銀河の中に、これまでで最遠方の「星団」を発見したことが明かされた。英科学誌「Nature」に6月24日に掲載された。 早稲田大学や千葉大学、名古屋大学、筑波大学な

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測
2024.07.04

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測

木星の衛星イオはガニメデやカリストほど大きくはありませんが、火山活動が活発な天体です。NASAの木星探査機ジュノーは昨年、そんな衛星を赤外線観測機器で観測。その時のデータから、イオの溶岩湖と火山活動についてわかったことが論文にまとめられ、先月末に発表されました。イオ

日本科学未来館の新たな常設展示が25年春に誕生。テーマは「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」
2024.07.04

日本科学未来館の新たな常設展示が25年春に誕生。テーマは「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」

 「地球環境」「ロボット」「老い」といった新たな常設展示を昨年発表した日本科学未来館。25年春には、加えてふたつの常設展示「量子コンピュータ」「宇宙と素粒子」がオープンとなる。 このふたつに共通するテーマは「知と技の最前線」だ。容易に知ることができない「量子」や「宇

月や火星で建物を“育てる”? NASAが菌糸体の利用を研究するプロジェクトに助成金を支給
2024.07.04

月や火星で建物を“育てる”? NASAが菌糸体の利用を研究するプロジェクトに助成金を支給

ベセスダ・ソフトワークスのRPGシリーズ「The Elder Scrolls(ジ・エルダー・スクロールズ)」には、テルヴァンニ家というダークエルフの大家が建物として利用している巨大に育てられたキノコが登場します。大きく広がった傘の下、くり抜いたキノコの柄の中に住むエルフと聞くといかにもファンタ

インフレーション宇宙モデルの誕生。原子核物理学から素粒子物理学への発展が「宇宙の始まりの描像」を変えた
2024.07.04

インフレーション宇宙モデルの誕生。原子核物理学から素粒子物理学への発展が「宇宙の始まりの描像」を変えた

宇宙空間の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。宇宙の始まりになにが起きたのか? 原子核物理学に多くを立脚していた「ビッグバン理論」、

もしも「地球外生命」が見つかったら…原始地球で繰り広げられた「生命誕生のシナリオ」は、どう塗り替えられるのか
2024.07.04

もしも「地球外生命」が見つかったら…原始地球で繰り広げられた「生命誕生のシナリオ」は、どう塗り替えられるのか

「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕

じつは、ここ20年ほどで「海のある天体」は、次々と見つかっている…「地球外生命の発見」が、一気に現実味を増した「衝撃的な発見」
2024.07.04

じつは、ここ20年ほどで「海のある天体」は、次々と見つかっている…「地球外生命の発見」が、一気に現実味を増した「衝撃的な発見」

「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕