ispace月着陸機、レプリカ完成–イベントで初披露、今冬に打ち上げ予定

AI要約

ispaceは、HAKUTO-Rのミッション2で使用する月着陸機「RESILIENCE」のレプリカが完成したことを発表。

月着陸機のフライトモデルは開発が進み、打ち上げに向けた準備を進めている。

イベント「月面ワンダー~日本橋に月をつくってみた~」ではレプリカが展示される。

ispace月着陸機、レプリカ完成–イベントで初披露、今冬に打ち上げ予定

ispace(東京都中央区)は7月19日、民間月探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション2で使用する月着陸機(ランダー)「RESILIENCE」を再現した複製(レプリカ)が完成したことを発表した。7月20日から開催されるイベントで披露される。

 RESILIENCEの(実際に宇宙を航行する)“フライトモデル”は開発の山場を迎えており、重要な試験マイルストーンを着実にこなし、10~12月の打ち上げに向けた準備を進めているという。RESILIENCEのレプリカが初めて展示される。多層断熱材(MLI)を摸した素材で包むなど、フライトモデルに近い模型という。

 イベント「月面ワンダー~日本橋に月をつくってみた~」はコレド室町テラスを中心に東京・日本橋で開催。期間は7月20日~9月1日。レプリカはコレド室町テラス3階にある「月面ワンダー“フル”空間」に展示される。