月の地下空洞、レーダーで確認 基地に有望、日本も探査計画 米伊チーム

AI要約

米国とイタリアの共同研究チームは、月の「静かの海」に巨大な地下空洞があることを確認。この空洞は宇宙飛行士を宇宙線や隕石から守る役割を果たす可能性があり、将来の月面基地に期待が寄せられている。

月の地下空洞は、溶岩トンネルの形成過程によって生じたものであり、日本の探査機「かぐや」によって200カ所以上の縦穴が確認されている。縦穴には地下空洞が広がっている場合もある。

イタリア・トレント大などの研究チームは、LROによる観測から直径100メートルの縦穴上空に地下空洞があることを発見。JAXAも月の縦穴探査を検討しており、計画にはSLIMの技術を活用する予定。

月の地下空洞、レーダーで確認 基地に有望、日本も探査計画 米伊チーム