元JAXAの種子島宇宙センター所長、宮崎・日南市長選に出馬へ…元中日新聞記者に続き2人目

AI要約

来年4月に宮崎県日南市長選に元JAXA所長の長友氏が立候補する意向を表明。

長友氏は地元の人口減少を危機感し、1次産業振興を通じて市の持続可能性を目指す。

これまでJAXAや千葉県市川市議などでの経験を持つ長友氏は、鎌倉氏に続いて立候補表明した。

 来年4月の任期満了に伴う宮崎県日南市長選に、新人で元宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))種子島宇宙センター所長の長友正徳氏(76)が23日、無所属で立候補する意向を読売新聞の取材に明らかにした。

 日南市出身の長友氏は古里の人口減少への危機感を出馬動機に挙げ、「このままでは市が消滅する危機感がある。まずは1次産業を振興することで2次、3次などあらゆる仕事の所得を倍増させたい。幅広い世代に選ばれ、持続可能な地域にする」と述べた。

 長友氏は、JAXAを定年退職後、2015~23年に千葉県市川市議を2期務めた。

 日南市長選への立候補表明は元中日新聞社記者の鎌倉優太氏(31)に続き2人目。