何度も急ブレーキ&幅寄せ…バイク妨害 “あおり容疑”で27歳会社員を逮捕
27歳の男があおり運転を繰り返し、ドライブレコーダーが捉えた一部始終が明らかになる。
危険な運転行為により原付バイクや車を巧妙に妨害し、警察の逮捕に至る。
逮捕された容疑者は一部の罪状を否認し、事件の真相が明らかになっていく。
今年1月に「あおり運転」を繰り返したとして、11日に27歳の男が逮捕されました。そのあおり運転の一部始終をドライブレコーダーが捉えていました。
和歌山市内で、急ブレーキと急発進を繰り返す黒い車。後ろを走る原付バイクの走行を執拗(しつよう)に妨害します。この車をよく見ると、ナンバープレートが付いていません。
運転手は窓から顔を出してバイクの運転手に何かを言うと、バイクは幅寄せされ、あわや電柱にぶつかりそうになります。
その後、黒い車は青信号で急停車。バイクは何とかこの車を追い越し、右折して逃げることができました。
しかし、黒い車の危険行為はこれだけではありませんでした。
撮影者
「思いっきり突っ込んできたので。その時に『あ!私にも来る』と思って」
和歌山市内で原付バイクに対し、危険な運転をしていた黒い車。今度は交差点もお構いなしに、速度を上げて撮影者の車に急接近してきました。
撮影者は危険を感じ、警察に通報します。
撮影者
「後ろから変な車が追い掛けてきます」
「ナンバー(プレートが)付いてないんです」
踏切前の一時停止もせず、ピッタリと付いてくる黒い車。その後、交差点に差し掛かり撮影者の車が左折すると、黒い車はそのまま直進して走り去っていきました。
バイクの通行を妨害し、重大な交通事故につながりかねない危険なあおり運転をしたとして、警察は11日、和歌山市に住む会社員の松田拓容疑者(27)を逮捕しました。
松田容疑者
「記憶はない。ただ、私がしたことだと思います」
松田容疑者は容疑を一部否認しています。
(「グッド!モーニング」2024年7月12日放送分より)