輪島のトンネル工事現場、新たに1人安否不明 計4人に 能登豪雨

AI要約

国土交通省北陸地方整備局が輪島市での土砂崩れ事故で作業員3人と交通誘導員1人が安否不明になったことを発表。

事故は中屋トンネル付近で、復旧工事中に起きたもので、消防や警察が捜索中。

トンネルは能登半島地震の被害を受け、鋼製プロテクター設置工事が行われており、再開予定だった交通も影響を受ける見通し。

輪島のトンネル工事現場、新たに1人安否不明 計4人に 能登豪雨

 国土交通省北陸地方整備局は22日、石川県輪島市門前町の国道249号・中屋トンネル付近で、能登半島地震の復旧工事に当たっていた作業員ら3人が安否不明になっている事故で、新たに交通誘導員1人が安否不明になっていると発表した。消防や警察などが捜索している。

 北陸地方整備局によると、21日午前9時半ごろ「土砂崩れがあった」と受注者から地元の工事事務所に連絡があった。中屋トンネルは全長1・3キロ。輪島市中心部と門前地区を結び、能登半島地震の被害を受け、復旧工事でトンネル内に鋼製プロテクターを設置。25日から住民らに限り片側交互通行を再開する予定だった。【藤河匠】