トンネルで土砂崩れ 4人不明か 能登半島に大雨特別警報

AI要約

石川県輪島市に向かう道路が寸断した土砂崩れ現場の近くから報告があり、輪島市の中心部へのアクセスが困難な状況が続いている。

複数の道路が通行止めになり、市街地が孤立状態に。中屋トンネルでは復旧作業をしていた作業員4人の安否が不明となっている。

現地では30台を超える車が列を作り、通行止めにより帰宅困難な状況が続いている。安全確認が終わるまで道路の開通見込みは立っていない。

石川県輪島市に向かう道路が寸断した土砂崩れ現場の近くから報告です。

 (下田武史アナウンサー報告)

 輪島市の郊外・三井町です。金沢市から輪島市の中心部に向かう道はこの先のトンネルがふさがってしまい、通行止めになっています。

 ここの道を含めて輪島の中心部につながる複数の道が通行できない状態で、市街地が孤立状態になっているということです。

 また、この道を25キロほど輪島市方面に進んだ輪島市の中屋トンネルでは、土砂の流入により能登地震の復旧作業をしていた作業員4人が安否不明となっています。

 午後4時すぎにここに着いた時には30台を超える車が列を作っていて、先頭の人は輪島の自宅に帰れずに4時間ほど待っていると話していました。

 「通行止めになっているのは分かっているけど、他も通れないからここで待つしかない」と、やりどころのない気持ちを抑えていました。

 こちらの道では土砂をかき出せたとしても切れた電線など安全を確認しないと通れないため、開通のめどは立っていません。