4候補、公約・実績アピール 立民代表選、23日投開票

AI要約

立憲民主党は23日、臨時党大会を開催し、党代表選の投開票を行う。

党代表選の前日、4候補が討論会で公約や実績をアピールし、支持を呼び掛けた。

代表選は合計740ポイントで争われ、過半数を確保できなければ上位2人による決選投票が行われる。

 立憲民主党は23日、臨時党大会を東京都内のホテルで開き、党代表選の投開票を行う。

 地方議員と党員・協力党員によるインターネット投票が22日午後5時に締め切られるのを前に、4候補は21日、党青年局など主催の討論会で公約や実績をアピールし、支持を呼び掛けた。

 野田佳彦元首相(67)は東京都内での討論会で、日課としている地元駅前での街頭演説を相撲の「四股」に例え、「がっぷり四つに組んで押し出す論戦では絶対に負けない。政権取りを目指す」と四股を踏みながら語った。

 枝野幸男前代表(60)はバブル経済崩壊後に格差拡大が進んだとし、「社会の裾野を支え、安心を最優先し、人を大事にする社会に変えよう」と力説。泉健太代表(50)は「自民は国目線、立民は国民目線の政党だ。政権交代が起きる国にしたい」と訴えた。

 教育無償化を掲げる吉田晴美衆院議員(52)は「コロナ禍で海外に行けなかった若いみんなにチャンスをつくりたい」と意気込んだ。

 代表選は国会議員、国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員・協力党員に割り振られた合計740ポイントで争われる。どの候補も過半数(371ポイント以上)を確保できなければ、上位2人による決選投票で新代表を決する。