立民代表選 野田元首相「政権交代こそ最大の政治改革」
9月23日に投票と開票を控えた立憲民主党の代表選で、野田佳彦元首相が政権交代を訴える街頭演説を行った。
野田元首相は若者への社会保障や国会議員の世襲制限を訴え、自民党政権を批判した。
立憲民主党代表選には野田元首相、枝野前代表、泉代表、吉田晴美氏の4人が立候補しており、野田元首相が最も期待されている。
9月23日に投票と開票を控えた立憲民主党の代表選。立候補している野田佳彦元首相が神奈川県内に入り、「政権交代こそ最大の政治改革」などと訴えました。
野田佳彦元首相
「疑似政権交代では政治を変えることも正すこともできません。政権交代こそ最大の政治改革。その実現のために先頭に立つことを決意し、力を合わせて今度こそ政権をとりにいく」
野田元首相は、川崎市の街頭演説で、若者への社会保障として、就労支援や子育て支援のほか、教育の無償化を訴えました。 また、国会議員の世襲制限を主張したうえで、裏金問題などを通し、自民党政権を批判しました。
野田佳彦元首相
「（自民党の総裁候補は）裏金の問題は誰も再調査しようとしない。反省がない。 旧統一教会との問題も組織と組織の関与はなかったといって再調査しようとしない。 臭いものにふたをして政治を正すことができるか」
立憲民主党の代表選は、9月23日に投票と開票が行われます。
■立民代表選の顔触れ 期待する候補者は
立憲民主党代表選に立候補しているのは野田元首相、枝野前代表、泉代表、当選1回の吉田晴美氏の4人です。
各候補の推薦人になったのは県連の青柳代表と中谷幹事長などが野田元首相。吉田氏には江田氏のほか阿部氏などが名を連ねています。
一方、東京商工リサーチが企業向けに行った調査では期待する候補者の最多が野田元総理で36．3パーセント次いで枝野前代表となっていますが、その差は開いています。
