"北海道の企業"が選ぶ次の『自民党総裁』『立憲民主党代表』とも「寄与すると思う人物はいない」が最多… 総裁選と代表選に関するアンケート調査 次点は自民・高市氏、立民・野田氏 東京商工リサーチ

AI要約

自民党総裁選と立憲民主党代表選において道内企業に対する支持率調査が行われ、いずれの政党も「寄与すると思う人物がいない」という結果に。

自民党総裁選では信頼感の回復が課題とされ、高市早苗氏が最多の支持を獲得。一方、立憲民主党代表選でも「寄与すると思う人物なし」が最多となった。

背景には道内選出の大物議員やゆかりのある人物がいないことが考えられ、北海道では特定候補者の支持が集まらなかった。

 9月27日投開票の自民党総裁選と、23日投開票の立憲民主党代表選をめぐり、東京商工リサーチ北海道支社は道内の企業に「景気や自社ビジネスの発展に寄与すると思う候補者」を尋ねるアンケートを行ったところ、各党とも「寄与すると思う人物がいない」という回答が最多となりました。

 自民党総裁選では、出馬準備も含めた議員12人について道内企業331社が回答。

 最多は「寄与すると思う人物はいない」で86社(25.9%)でした。その理由として、半数以上が「信頼できる人物がいない」との回答で、政治資金をめぐる問題などで信頼感の回復が課題になっているとみられます。

 次いで高市早苗氏で78社(23.5%)、石破茂氏の66社と(19.9%)、小泉進次郎氏の27社(8.1%)、青山繁晴氏17社(5.1%)と続きました。

 全国や地域別(東海3県、中国地区、九州沖縄地区)では全て高市氏が最も高い支持を集めるなか、北海道がこのような結果になったことについて、東京商工リサーチ北海道支社は、道内選出の大物議員や、ゆかりのある人物がいないことなどが背景にあるのではと分析しています。

 一方、立憲民主党については317社が回答。

 こちらも同様に「寄与すると思う人物はいない」が最多の183社(57.7%)でした。次いで、首相経験のある野田佳彦氏で94社(29.6%)、枝野幸男氏の22社(6.9%)が続きました。