岸田首相 在任中最後の日米首脳会談 バイデン大統領の地元で開催 クアッドの首脳会合も

AI要約

岸田首相はアメリカを訪れ、日米を含む4カ国によるクアッド首脳会合に臨んでいる。

岸田首相は、日本での大雨被害にもリモートで対応しながら首脳外交に取り組んでおり、各国と連携を強化する意向を示している。

会合では、中国の海洋進出に対処するための協力などが確認されており、日米関係の緊密な連携も再確認された。

岸田首相 在任中最後の日米首脳会談 バイデン大統領の地元で開催 クアッドの首脳会合も

アメリカを訪れている岸田首相は、日本時間22日朝から日米にオーストラリア、インドを加えた4カ国による「クアッド」首脳会合に臨んでいます。

現地のデラウェア州からフジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。

岸田首相は、日本での大雨被害にリモートで対応しながら首脳外交にあたっていて、日本時間22日午前6時現在、バイデン大統領が卒業した高校でクアッド首脳会合に臨んでいます。

石川県での大雨について岸田首相は随時、被災状況の報告を受け、対応を指示しているとしています。

岸田首相は「日米豪印の首脳が、こうしてジョーの母校で一堂に会し、インド太平洋の未来について議論できる機会を持てたことをうれしく思う」と述べました。

約50分前に始まった会合では、海洋進出を強める中国を念頭に、4カ国の海上警察が協力することなどを確認しているものとみられます。

これに先立つバイデン大統領との個別会談では、日米関係の進展への互いの貢献を称えつつ、両国の緊密な連携の継続を確認しました。

会場となったバイデン大統領の私邸に海外の首脳が招かれたのは初めてで、ある外務省幹部は、「防衛力の強化などの実績に大統領が相当、敬意を払っている」と話していました。