終電後に電車の体験運転イベント 一畑電車、営業線路では全国初

AI要約

一畑電車(島根県出雲市)は21日の終電運行後、営業線で電車の体験運転イベントを開催した。

同社は全国初の取り組みで、利用客を増やす狙いがある。

参加者1人につき、松江しんじ湖温泉駅を起点に線路約250メートルを2往復する体験運転を実施。

運転免許不要で営業線で行うため、安全対策を講じた。

営業線でのイベントは残り4回予定で、定員は最大6人で参加費は10万~12万円。

 一畑電車(島根県出雲市)は21日の終電運行後、営業で使用している線路で電車の体験運転イベントを開催した。電車に親しんでもらい利用客を増やす狙いで、営業線を使った体験運転は全国初としている。

 同社によると、体験運転は参加者1人につき、松江しんじ湖温泉駅(松江市)を起点に線路約250メートルを2往復。同社はこれまで体験専用の線路を設け同様のイベントを実施してきた。今回は路線の一部区間を閉鎖するなど安全対策を講じることで、運転免許がなくても営業線で実施できると判断した。

 本年度は営業線でのイベントを残り4回予定している。定員は最大6人で、参加費は10万~12万円。