斎藤元彦知事「辞職しないで与えられた4年任期全うさせて頂きたい」18億円知事選は県民の税金

AI要約

兵庫県知事の斎藤元彦が疑惑告発文書問題について語る。

知事選や県議選にかかる膨大な費用について言及。

斎藤知事は辞職・失職か議会解散を迫られており、極めて厳しい状況にある。

斎藤元彦知事「辞職しないで与えられた4年任期全うさせて頂きたい」18億円知事選は県民の税金

 斎藤元彦兵庫県知事(46)が21日、日本テレビ系「ウェークアップ!」(土曜午前8時)に出演。自信の疑惑告発文書問題で、県議会(定数86)は19日、知事不信任決議を全会一致で可決したことについて言及した。

 出演にあたり、斎藤知事サイドは1対1の対談を希望。無人のスタジオ内で、読売テレビの中谷しのぶアナウンサーと対峙(たいじ)した。

 知事選には約18億円、県議選には約16億円の費用がかかるとみられる。選挙開催による、自身の進めてきた政策との逆行について問われ「確かにおっしゃることもあると思います。私はこれまで財政改革を進めて、県の貯金が100億円を30年ぶりに超えるということになりました。県知事選挙となると約18億円ほどかかることになります。これは県民の皆さんの税金になりますので、これまで辞職をしないで与えられた4年任期、私も反省するところはありますけど、これをしっかり改めて、任期を全うさせて頂きたい」と語った。

 「これまでの4年間ですか、新たな4年間ですか」と追及され「これまでの4年間です。3年前に付託を受けてから、4年間しっかり仕事をしてほしいという思いでしたので。今回の文章問題を受けて、反省しないといけないところはたくさんありますけど、だけどそれをしっかり改めてやっていきたい」と返答した。

 斎藤氏は地方自治法に基づき、10日以内に辞職・失職か議会解散を迫られる。斎藤氏が不信任に対抗する形で議会を解散すれば、史上初のケースとなる。