林芳正官房長官、総裁選の選挙活動を一時中止、石川県大雨に対応 岸田首相は最後の外遊

AI要約

自民党総裁選で立候補中の林芳正官房長官が、石川県での大雨に対応するため選挙活動を一時中止。林氏は災害対応に専念することを決め、当面の総裁選への参加を見送ることを発表。

林氏は総裁選候補者によるネット討論会の欠席を通知。大雨の被害地域での危機管理に専念し、総理の臨時代理としての役割を果たすことをコメント。

林氏は他候補とのテレビ出演も代理出演をする方針。一方、岸田文雄首相が日米豪印首脳会合のために米国出発。退任前の最後の外遊となる。

林芳正官房長官、総裁選の選挙活動を一時中止、石川県大雨に対応 岸田首相は最後の外遊

 自民党総裁選(27日投開票)に立候補している林芳正官房長官(63)が21日、自身のX(旧ツイッター)で、石川県での大雨に対応するため、選挙活動を一時中止すると発表した。

 「林芳正事務局」による投稿で、「災害対応・公務を優先し、当面の自民党総裁選挙日程への参加を中止することとしました」と報告。「楽しみにしてくださった皆様、準備に尽力された方々には大変申し訳ありませんがご容赦ください」と続けた。

 この日夜には総裁選候補者によるネット討論会に出席する予定だったが欠席。冒頭で司会者が「大雨の対応となりまして今回は欠席となります」と説明した。林氏はビデオメッセージで「能登半島地震で大きな被害が発生した地域での大雨で、総理も今朝から外遊中であります。危機管理にあたる官房長官として総理の臨時代理として、災害対応の陣頭指揮にあたることとさせていただきました」と話した。

 あす22日も他候補とともにテレビ出演する予定だったが、陣営幹部の代理出演を調整しているという。

 岸田文雄首相はこの日午前、日米豪印首脳会合出席などのため、米国に向けて出発した。退任前最後の外遊となる。