「どんなに頑張っても、出生率が回復してから10年20年、人口は減る。これが現実であります」林芳正氏の演説・全文掲載【自民党総裁選挙】

AI要約

自民党総裁選挙での演説会にて、林芳正氏は松山市での思い出や正岡子規記念館の経験を語った。

林芳正氏は正岡子規のユーモアセンス溢れる作品に感謝を述べ、影響を受けたことを明かした。

自民党総裁選挙の日程や林芳正氏のスタンスを知ることができる演説内容となっている。

「どんなに頑張っても、出生率が回復してから10年20年、人口は減る。これが現実であります」林芳正氏の演説・全文掲載【自民党総裁選挙】

事実上の次の総理大臣を決める自民党総裁選挙。愛媛県松山市で、18日、四国ブロックの演説会が開かれました。

日本のかじ取りや、地方の活性化策について9人の候補者は何を語ったのでしょうか?

この記事では、全候補者の9人の演説のうち、林芳正氏の演説内容全文を掲載します。

なお、自民党総裁選は今月27日に投開票が行われます。

■私はわがまま言いまして、ぜひ開いた時間で正岡子規記念館、行かしてくれと言いました。

皆さんこんにちは衆議院議員の林芳正です。

私でラストバッターでございますぜひ肩ぐらい、隣の人ぶつからないように回していただいて、リラックスをして聞いていただいたらというふうに思います。

防予フェリーっていうのがありまして、私の山口県からこの松山まで2時間半、今、彰久先生(塩崎彰久氏)は座っておられますが、お父さんの恭久先生(塩崎恭久氏)の時代によくこさせていただきました。

馴染み深い松山にですね、2017年、確か、国体がありまして、そのとき文科大臣としてやってまいりました。

鈴木大地スポーツ庁長官とご一緒でした。私はわがまま言いまして、ぜひ開いた時間で正岡子規記念館、行かしてくれと言いました。

そのときに俳句作れって言われたんで、『国体の 秋晴れの空 山高き』いかがでしょうか?

あんまり反響は良くないんで、もう残ってないかもしれませんが、国体のときに

参ったんです。

なぜ正岡子規記念館に行ったかというと、正岡子規、たくさんのペンネームをお持ちでございましたが、これ探したかったんです。

獺祭書屋主人、うちの山口県で獺祭というお酒、飛ぶように売れておりますけれども、この元は正岡式のペンネーム獺祭から来ております。

書斎がもう書類でいっぱいで、カワウソが魚取ってきて川べりに並べているようだと、正岡子規さんのユーモアセンスあふれるお名前をいただいて、それが爆発的な売り上げになったと、もう一度感謝を申し上げたいと思います。