地方創生、若年女性に照準 石破氏インタビュー 自民総裁選

AI要約

石破茂元幹事長が自民党総裁選に立候補し、地方創生を重視する考えを示した。

若い女性に選ばれる地方の活性化や地域ごとのプロジェクト展開に注力する意向を示した。

アジア版NATO構想や派閥裏金事件についても触れ、台湾の安全を重視しつつ、総裁としての責任を果たす決意を示した。

地方創生、若年女性に照準 石破氏インタビュー 自民総裁選

 自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長は20日、時事通信などのインタビューに応じ、地方創生について「農業や漁業、林業、サービス業の活性化を促し、雇用と所得を創出することが肝要だ」との認識を示した。

 その上で「若い女性に選ばれる地方とは何かに絞って、プロジェクト展開を図っていきたい」と強調した。

 持論の「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」に関しては「この地域で集団安全保障の仕組みを確立していくことが抑止力につながり、台湾の安全を守る」と主張。ただ、台湾加盟の是非は「今後さらに詳細な検討が必要だ」と述べるにとどめた。

 派閥裏金事件にも言及。総裁に就任した場合は「おわびと、これから先の改善策を示していかねばならない」と語った。