毒キノコで20代男性死亡、長野 道路脇で採って調理

AI要約

長野県上田市で毒キノコを食べた20代男性が死亡したことが明らかになった。

男性はキノコを採取して調理し、症状が現れてから医療機関を受診したが死亡した。

県は毒キノコの採取や摂取を避けるよう注意を呼びかけている。

 長野県は26日、同県上田市で自生していた毒キノコを食べた同市の20代男性が食中毒の症状を訴えた後、死亡したと明らかにした。県によると、男性が食べたのは、ドクツルタケとコテングタケモドキとみられる。

 長野市保健所によると、男性は20日夕、上田市内の道路脇で採ったキノコを調理して食べ、21日早朝に腹痛や嘔吐などの症状が出た。3カ所の医療機関を受診し、入院後に死亡した。県も保健所も死亡日時を公表していない。

 県食品・生活衛生課は「毒キノコかどうか分からないものは採ったり、食べたりしないで」と注意を呼びかけている。