ユウガオ食べた男女3人 腹痛や下痢の症状訴える 宮城県は食中毒と断定

AI要約

宮城県気仙沼市で販売されたユウガオが原因で3人が食中毒になったことが明らかになった。

男性がスーパーで購入したユウガオを炒め物にして食べたところ、腹痛や下痢の症状が現れ、家族も同様の症状を訴えた。

ユウガオには苦みのある部分に自然毒が含まれており、食べた際に苦みを感じたら食べないよう注意が必要。

ユウガオ食べた男女3人 腹痛や下痢の症状訴える 宮城県は食中毒と断定

 宮城県は、気仙沼市内で販売されたユウガオが原因で、男女3人が食中毒になったと発表しました。

 県によりますと、7月22日、気仙沼市内のスーパーで購入したユウガオを炒め物にして食べた男性が、腹痛や下痢の症状を訴え、医療機関を受診したということです。

 この男性の家族の女性2人も同様の症状を訴え、気仙沼保健所が調査したところ、「ユウガオに苦みがあった」と話していて、原因と考えられる食品がユウガオ以外になかったため、食中毒の原因と断定しました。

 ユウガオは、加工したものがカンピョウとして利用される果実で、苦みのある部分には植物性の自然毒が含まれているということです。

 県は、「ユウガオを食べて苦みを感じた場合は食べないでほしい」と呼び掛けています。