東京高裁長官に堀田氏 大阪高裁長官は菅野氏
政府は19日の閣議で、堀田真哉氏と小野瀬厚氏を高裁長官に任命することを決定した。
最高裁は東京高裁長官に堀田氏を、大阪高裁長官に菅野雅之氏を、そして同高裁長官に小野瀬氏を任命する予定だ。
氏本厚司氏が最高裁事務総長に就任する他、それぞれの経歴や出身地などが明記されている。
政府は19日の閣議で、堀田真哉・最高裁事務総長(61)と小野瀬厚・千葉地裁所長(63)を高裁長官に任命すると決めた。
これを受け、最高裁は東京高裁長官に堀田氏を、大阪高裁長官に菅野雅之・仙台高裁長官(63)を、同高裁長官に小野瀬氏を充てる。発令は菅野氏と小野瀬氏が8月11日以降、堀田氏は9月2日以降の予定。
また、最高裁事務総長には氏本厚司・甲府地、家裁所長(58)を充てる。
堀田 真哉氏(ほった・まさや)京大法卒。89年判事補。最高裁人事局長、千葉地裁所長などを経て22年6月から現職。大阪府出身。
菅野 雅之氏(かんの・まさゆき)東大法卒。85年判事補。宇都宮地裁所長、知財高裁部総括判事などを経て23年5月から現職。北海道出身。
小野瀬 厚氏(おのせ・あつし)東大法卒。86年判事補。宇都宮地、家裁所長、東京高裁部総括判事などを経て22年6月から現職。東京都出身。
氏本 厚司氏(うじもと・あつし)東大法卒。93年判事補。東京地裁部総括判事、最高裁経理局長などを経て23年9月から現職。大阪府出身。