【速報】「県民の負託を頂いた。熟慮したい」斎藤知事 不信任案可決された場合 「辞職」か「解散」か 自身の選択を明言せず

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を巡る問題で19日午後にも県議会で知事への不信任決議案が提出・可決される見通しです。

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斎藤知事の疑惑を巡っては、ことし3月、兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発。

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告発文を巡り新事実が明らかになる中で、19日、兵庫県議会で各会派の全会一致で斎藤知事への不信任決議案を提出します。

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【速報】「県民の負託を頂いた。熟慮したい」斎藤知事 不信任案可決された場合 「辞職」か「解散」か 自身の選択を明言せず

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を巡る問題で19日午後にも県議会で知事への不信任決議案が提出・可決される見通しです。

県庁に登庁した際、知事の囲み取材に応じた斎藤知事は、不信任案が可決された場合の自身の選択について「県民の負託を3年前に頂いた。しっかり熟慮していきたい」と語り、19日中に判断するか明言しませんでした。

斎藤知事の疑惑を巡っては、ことし3月、兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発。

この訴えに対し当初斎藤知事は「業務時間中なのに、嘘八百含めて文章作って流すという行為は公務員としては失格」と話し、元局長は、県の公益通報窓口にも通報したものの、県は事実無根として、懲戒処分しました。

しかし、その後、疑惑の一部が事実であることが判明。

調査のため百条委員会が設置され元局長も証人として出席する予定でしたが、ことし7月に死亡しました。

また、百条委員会では、知事の最側近だった片山前副知事が『告発文の作成者を探すよう、知事から指示を受けた』と証言。

知事が行った犯人探しの実態が明らかになりました。

告発文を巡り新事実が明らかになる中で、19日、兵庫県議会で各会派の全会一致で斎藤知事への不信任決議案を提出します。

可決の見込みが決定的となる中、斎藤知事に残された選択肢は辞職をするか、議会を解散か失職。

不信任案が可決されると知事は10日以内に議会を解散するか、失職かの選択を迫られます。

19日午前10時すぎ、兵庫県庁に登庁した際、囲み取材に応じた斎藤知事は不信任案が可決された場合の自身の選択について「県民の負託を3年前に頂いた。しっかり熟慮していきたい」と語り、19日中に判断するか明言しませんでした。

Q.不信任案が可決された場合、議会を解散して自身が続投するという選択肢も排除していない?

【兵庫県 斎藤元彦知事】「私の思いはしっかり改革を進めていくと。県民の負託を3年前に頂きました。『4年間しっかりやってほしい』ということでしたから『それをやりたい』という思いでいます」

「不信任決議案の結果が可決された後の対応については、様々な選択肢をしっかり考えていかなければいけないと思っています」

Q.10日間使って考えるということか?

「そこはまだわからないですけども、まずはきょうの議会でしっかり補正予算を成立させて、そして不信任決議案についてはその結果を見て判断していくということです」