首相、ゼレンスキー氏と会談調整 イタリア、G7サミットに合わせ

AI要約

岸田文雄首相がG7サミット前にウクライナのゼレンスキー大統領と会談を調整中であることを明らかにした。

首相は国際社会の支持を得るためにウクライナの取り組みを強調し、スイスでの世界平和サミットにも出席する予定である。

ロシアのウクライナ侵攻に対して同志国との連携を強化し、対ロ制裁とウクライナ支援を継続する姿勢を示すと表明した。

 岸田文雄首相は12日、イタリアでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談を調整していると明らかにした。イタリアへの出発を前に官邸で記者団に述べた。

 会談やG7サミットを通じ「公正で永続的な平和の実現に向けたウクライナの取り組みを、国際社会として支持する姿勢を示す機会としたい」と強調した。首相はG7サミット出席後、ウクライナ和平案を協議するスイスでの「世界平和サミット」にも出席する。

 ロシアのウクライナ侵攻に関しては「G7をはじめとする同志国と連携し、厳しい対ロ制裁と強力なウクライナ支援を継続する姿勢を変わりなく示していく」と表明した。