G7サミット、13日開幕 ウクライナ・中東情勢を議論

AI要約

先進7カ国首脳会議(G7サミット)がイタリア南部プーリア州で開催され、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの軍事衝突などが議論される。

岸田文雄首相はG7サミットで法の支配や国際秩序の維持を重点的に話し合う意向を示した。

G7首脳は対ロシア制裁やウクライナ支援の継続を確認し、中東情勢ではバイデン米大統領の新停戦案がイスラエルとハマスに求められる方向だ。

 先進7カ国首脳会議(G7サミット)が13日、イタリア南部プーリア州で始まる。

 15日までの日程で、ロシアのウクライナ侵攻や、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を中心に議論。成果を首脳声明として取りまとめる。

 岸田文雄首相は11日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談。G7サミットについて「法の支配、国際秩序の維持・強化をしっかり話し合いたい」と強調した。

 G7首脳は、対ロシア制裁やウクライナ支援の継続を確認。各国が凍結したロシア資産の活用策や、ロシアと北朝鮮の軍事協力も議論する。一部の討議にはウクライナのゼレンスキー大統領が加わる。

 中東情勢に関しては、バイデン米大統領が明らかにした新停戦案の受け入れを、イスラエルとハマスの双方に求める方向だ。