あすから新紙幣、ネットでは「さようなら」「ありがとう諭吉」40年間「1万円札の顔」だった福沢諭吉をたたえる声

AI要約

7月3日から新紙幣が流通。諭吉から新しい肖像に変わり、感傷の声が広がる。

東京では「ありがとう諭吉セール」が開催され、諭吉への別れの惜しむムードが漂う。

ネット上では諭吉に関する思い出や感想が数多く投稿され、諭吉への感謝の気持ちが伝えられる。

あすから新紙幣、ネットでは「さようなら」「ありがとう諭吉」40年間「1万円札の顔」だった福沢諭吉をたたえる声

 7月3日から1万円札・渋沢栄一、5000円札・津田梅子、1000円札・北里柴三郎の肖像が印刷された新紙幣が流通する。前日の2日にはネット上では「さようなら諭吉」「ありがとう諭吉」など、1984年から40年間「1万円札の顔」だった慶大設立者・福沢諭吉をたたえるこえが相次いだ。

 新紙幣発行を前に、東京都内の百貨店では「ありがとう諭吉セール」が行われ、別れを惜しむムードが高まった。2012年に「カモン諭吉」を発売したロックバンド「打ち首獄門同好会」のX(旧ツイッター)は「諭吉との、お別れの日が近づいています。いつもそばにいてくれた…いやそんなでもなかったかもだけど…今までありがとう、諭吉。この曲とも、お別れですね」とメッセージを発信。

 ネットでは「物心ついた時の1万円札は聖徳太子だったけど、自分で1万円札を使うようになった時には福沢諭吉に代わってました。ありがとう諭吉。あなたに助けられたことも振り回されたこともたくさんありましたw」「さようなら諭吉、(5000円札の樋口)一葉、(1000円札の野口)英世」「さみしい…たまにが諭吉のことも思い出してやってください」「実感無いな…」「栄一が飛んでゆくとか言うんかな」などの声があふれた。